『原神』Ver.4.1ではいわゆるデイリーが改修へ。今後のバージョンでは、探索派遣の簡易化などもかなりいろいろ改善実施予定

 

HoYoverseは9月13日、『原神』の最新情報を公開した。公式サイトおよびHoYoLAB内で公開された開発チームQ&Aによると、Ver.4.1ではいわゆるデイリーが改修予定。今後一括派遣機能も実装されるなど、日々のプレイしやすさが向上していくようだ。

『原神』は、HoYoverseブランドより展開中のオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワット。主人公は、あるきっかけからテイワットへやってきた旅人だ。本作でプレイヤーは相棒のパイモンと共に、旅人の視点からテイワット各地を冒険。Ver.4.0時点では、モンド/璃月/稲妻/スメール/フォンテーヌでの探索や戦いが繰り広げられている。また本作は基本プレイ無料のサービス運営型作品であり、ガチャ要素なども存在。毎日報酬が獲得できるシステムとして、テイワットで起こる簡単なクエストに挑むデイリー依頼や、仲間を派遣して素材を獲得できる探索派遣なども用意されている。


今回公開された開発チームQ&Aでは、アップデートVer.4.1で調整予定の内容から、いわゆるデイリーに関する変更が明らかとなった。まずVer.4.1では、「冒険修練」が新たにゲーム内へ登場する。冒険修練は、任務の完了やイベントへの参加、探索や収集などによって、修練ポイントが獲得できる仕組みだ。修練ポイントは、デイリー依頼と同等の報酬と交換可能。修練ポイントとデイリー依頼は、報酬の受け取り回数と上限を共有しているという。修練ポイント報酬1回とデイリー依頼3つのクリアなど報酬を組み合わせて受け取れるとされており、デイリー依頼の代わりに冒険修練に挑むこともできるのだろう。デイリーの達成の方法が広がると考えられそうだ。

日常的な機能の改修としては、Ver.4.1以降に探索派遣/鍛造/料理の操作が簡易化され、スムーズに報酬の受け取りや派遣などが可能になるそうだ。なお開発チームQ&Aによれば、開発チームは新たなエリアの解放に伴いコンテンツが増え、遊び方の選択肢も増えてきた中で、これまでの遊び方/報酬に影響がでないよう、長期的にコンテンツの改良などをおこなっているとのこと。その一環として、今回の調整もおこなわれるようだ。

 


またVer.4.1では、初期体験改善として、テイワットにやって来たばかりの旅人へ向けた改修もおこなわれる。具体的には冒険ランクが突破任務のリマインダー機能や、冒険ランク突破挑戦ステージの簡略化、冒険の証内の「対策」機能の開放タイミング早期化などが実施予定。テイワットに来たばかりの旅人が、困難や壁に遭遇しているとわかったため、もっと早く簡単に成長できるように改善されるそうだ。

そのほか今後のバージョンでは、育成の快適化するという。武器/聖遺物強化時に投入できる材料の数が増加し、聖遺物に対しては4/8/12/16レベルへ素早く強化できる自動投入機能も実装。キャラクターレベルアップでは、経験値本のクイック投入が導入され、レベルアップと突破のページ統合によって、別の画面へ移動せずにレベルアップを済ませられるようになる。また討伐機能の敵配列方法調整により、敵が探しやすくなる改善も実施予定とされている。開発チームQ&Aの全文については、公式サイトなどを確認してほしい。


原神』は、PS4/PS5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。