サバイバルホラー『Alone in the Dark』2024年1月16日へと発売延期。人気作との被りを回避をしつつ、プレイ体験向上を図る

 

パブリッシャーTHQ Nordicは9月5日、サバイバルホラーゲーム『Alone in the Dark(アローン・イン・ザ・ダーク)』の発売日について、これまで予定されていた10月25日(関連記事)からの延期を発表した。延期後の発売予定日は2024年1月16日とのこと。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sだ。

『Alone in the Dark』は、1992年に発売された同名のサバイバルホラーゲームのリメイク版だ。本作の舞台となるのは1920年代のアメリカ南部、デルセト屋敷と呼ばれる精神病棟だ。本作の主人公は二人、行方不明となった叔父ジェレミー・ハートウッドを追うエミリー・ハートウッドと、その捜索を手助けする私立探偵エドワード・カーンビーだ。二人は叔父の消息を確かめるべく、奇妙な住人たちが暮らし、邪悪な陰謀を秘めたデルセト屋敷へと旅立っていく。


今回の発表では、これまで予定されていた発売日の10月25日を、2024年1月16日へ変更/延期することが告知された。この延期理由は、発売までの期間に本作のさらなるブラッシュアップを図り、最高のゲーム体験を提供するためとされている。また、海外向けプレスリリースにおいては“もう一つの延期理由”として、同じく10月に発売が予定されていた『Alan Wake 2』と『Marvel’s Spider-Man 2』について言及。発売延期によって、これらの注目タイトルとの競合を避けると同時に、同作開発者らが前述したタイトルに“どっぷりと浸かる期間”を設けるためとしている。これは、本来同時期の発売が予定されていた両作品に対し、リスペクトを込めて添えられた冗談なのだろう。


本作の開発を手がけるのはTHQ Nordic傘下のデベロッパーPieces Interactive。主要キャラクターとなる両名は、それぞれハリウッド俳優が演じており、エミリー・ハートウッド役としてJodie Comer氏、エドワード・カーンビー役としてDavid Harbour氏が出演している。また、本作のシナリオは『SOMA』『Amnesia』といったホラータイトルを手がけたMikael Hedberg氏が担当している。

本作は、オリジナル版の登場から30年以上の時を経てリリースされるリメイク版となり、シリーズファンからは大きな期待が寄せられるタイトルと言えるだろう。今回およそ3か月の発売延期が発表される運びとなったものの、この期間にさらなる品質向上を果たし、素晴らしい仕上がりでのリリースを迎えることを期待したい。

『Alone in the Dark(アローン・イン・ザ・ダーク)』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2024年1月16日発売予定。本作のプレイアブルティザー『Alone in the Dark Prologue』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに無料配信中だ。