『スターフィールド』にリアルに「命を救われた」とユーザーが報告。燃えるアパートから間一髪脱出

 

Bethesda Game Studiosが手がける『Starfield(スターフィールド)』について、同作を「夢中で遊んでいたがために、生命の危機を脱した」との報告が注目を集めている。

『スターフィールド』は、『The Elder Scrolls』シリーズや『Fallout』シリーズの開発で知られるBethesda Game Studiosが手がけるRPGだ。本作では人類が太陽系外に進出している2330年の世界を舞台に、プレイヤーは希少なアーティファクトを求める宇宙探検家集団コンステレーションの一員として、広大な宇宙の星々を冒険する。本作は9月6日に正式発売予定で、Premium Edition以上のバージョン購入者は一足先に同作をプレイ可能。その先行プレイにて、さっそく本作が「人命を救った」という。


“命拾い報告”があがったのは、Redditにおける本作コミュニティ/r/Starfieldだ。そちらにて、ユーザー名をtidyckillaとする人物が一連の出来事を伝えている。tidyckilla氏は、投稿にて燃え盛る住居の写真を投稿。その写真には、逼迫しつつ電話をかけているような人物も写り込んでいる。まごうかたなき火災現場写真である。撮影者であろうtidyckilla氏とその家族は、間一髪でこの火災現場を脱したようだ。

いかにして『スターフィールド』がこの出来事に関与したのか。まず、tidyckilla氏は本作を噂が流れているだけの段階から非常に楽しみにしていたとのこと。同氏は本作先行プレイが解禁された現地時間8月31日夜、本作に触れて「できるだけ寝ないで遊びまくる」と決断したという。

そして、異変が起きたのは現地時間午前2時26分のことだったそうだ。ゲームを遊んでいる最中に、階下から突如として爆発音が響き渡ったという。tidyckilla氏が『スターフィールド』を一時停止して何事かと確認しにいくと、燃え盛る炎が階段を通じて同氏の階にまで迫りくる状況だったという。同氏は慌てて妻と猫を連れて脱出。どうにか軽いやけど程度で済んだという。


tidyckilla氏は今回の一件について、「『スターフィールド』を夢中で遊ばず寝ていたなら、みんな煙を吸って死んでいただろう」と振り返っている。また、恐ろしい運命から救ってくれたとして『スターフィールド』を称え、本作ゲームディレクターのトッド・ハワード氏の名前になぞらえ「ゴッド・ハワードを讃えよ(PRAISE GODD HOWARD)」と締めくくっている。

なお、今回の火災ではtidyckilla氏の部屋自体はほぼ無事だったという。しかし、煙による被害が非常に激しかったそうだ。同氏は『Fallout』シリーズのファンでもあるようで、以前にはグッズコレクションをReddit上に投稿していた。そして、火災後の複数現場写真の投稿では、コレクションの一部煤けている様子などが共有されており、被害状況を物語っている。

火災はいつどのようにして起きるかわからない。ほかの事故や災害も同様だ。今回のケースでは『スターフィールド』の魅力につられた夜更かしが、命拾いに繋がった。かといって、睡眠時間を削りすぎないように気をつけたいところだ。

『スターフィールド』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに9月6日発売予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。また、Premium Edition以上のバージョンを予約購入したユーザーは現在先行プレイが可能だ。