HoYoverseは8月30日、『崩壊:スターレイル』にてVer.1.3「業塵を映す天鏡」を配信開始した。同アップデートでは、新マップ金人巷や新開拓クエスト、新キャラクターなどが登場。また一部キャラクターのオート戦闘の改善や、開拓力システムの変更など、細かな調整も多数実施されている。
『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドより展開されている、スペースファンタジーRPGである。本作の舞台は、災厄をもたらすという星核や星神なる存在がいる宇宙。本作の主人公は、記憶喪失の人物だ。主人公は宇宙ステーションヘルタでの騒動の最中、謎の組織「星核ハンター」により星核を埋め込まれてしまう。その後、主人公は星穹列車のメンバーと遭遇。彼らと共に列車へ乗り、星々を巡る宇宙の旅へ出ることになる。さまざまな星を舞台にしたストーリーや、銀河を走る列車での旅路が描かれるわけだ。要素としては、バトルはタイムラインを用いたターン制のコマンドバトルとなっている。ゲージを消費する必殺技やパーティー共有のSPを消費する戦闘スキルなどを駆使して、戦いを繰り広げていく。またいわゆるガチャシステムや、ローグライク風の「模擬宇宙」といったコンテンツも用意されている。
そんな『崩壊:スターレイル』において、8月30日にアップデートVer.1.3「業塵を映す天鏡」が配信開始された。追加コンテンツとしては、開拓クエストに仙舟「羅浮」編の続きが登場。仙舟の危機が一時的に静まったあとのストーリーが描かれるようだ。大きなコンテンツとしては、新ストーリーにあわせて新マップ金人巷が登場しているほか、「模擬宇宙」の大型アップデートや新キャラクター丹恒・飲月/符玄/リンクスが追加。新しい隠しイベント、デイリークエスト、書籍、依頼の追加などもおこなわれている。
Ver.1.3では、Ver.1.2での改善に続いて一部キャラクターを対象にオート戦闘のロジックが改善されている。今回オート戦闘が調整されたのは、銀狼/刃/ブローニャ/停雲の4名だ。銀狼においては、オート戦闘でのスキル発動ロジックが改善されたという。筆者が軽く試した限りでは、戦闘スキルの対象などが若干変化しているようだ。銀狼は、敵に弱点属性やデバフを付与するキャラクターである。これまで銀狼はオート戦闘時、対象の状況などは考慮せず、同じ敵に戦闘スキルを連打するような挙動を見せていた。アップデート後はボスや中ボスなどを優先して狙うほか、一部弱点を付与していない敵を狙う挙動も確認できた。状況によっては相変わらず戦闘スキルを連打するものの、オートモードのロジックが多少変更されたようだ。
またブローニャおよび停雲については、Ver1.2での調整に続いてスキル発動ロジックが改善。よりアタッカーを優先してバフをかけるようになったようだ。刃については、必殺技発動時のターゲット選択ロジックが改善されている。
今回の調整では、開拓力システムの改善も実施された。まず開拓力の上限が180から240へ変更され、最大24時間分の開拓力が溜められるようになった。また新たに実装された予備開拓力システムでは、開拓力が上限に達している場合、時間経過に応じて予備開拓力が回復。予備開拓力は18分ごとに1回復し、最大2400まで蓄積できるという。一定期間ゲームがプレイできなかった場合などには、予備開拓力として開拓力を蓄えられるようになったわけだ。
そのほか、キャラクター詳細ページにおいてキャラクターがカメラ目線になる機能や、ショートカットホイールのカスタマイズ機能、PC版におけるヒント(操作ガイド)の表示/非表示の切り替え、依頼のデフォルト時間の変更、分解機能の改善なども実施されている。調整内容の全文については、公式サイトを確認してほしい。
『崩壊:スターレイル』は、PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。