シール貼りまくり冒険ゲーム『プチシール物語』10月5日発売へ。あらゆるものをシール化、貼ってはがして謎解き冒険

デベロッパーのOgre Pixelは8月29日、『プチシール物語(A Tiny Sticker Tale)』を日本時間10月5日に発売すると発表した。本作は小さなロバが主役となる、シールを使ったパズルアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのOgre Pixelは8月29日、パズルアドベンチャー『プチシール物語(A Tiny Sticker Tale)』を日本時間10月5日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。ゲームは日本語対応予定だ。


『プチシール物語』はシールを使ったパズルアドベンチャーゲームだ。舞台となるのはフィゴリ島と呼ばれる島で、プレイヤーは小さなロバの主人公「フリン」を操作する。フリンはシール帳を持っており、島に存在するものをシールとしてとっておくことができる。そしてシール帳にあるシールは、いつでも自由に貼りなおすことが可能。島にはいたずらをするアライグマがおり、シールを使って島を冒険しつつ、彼の後を追うこととなる。

プレイ中は、歩き回って探索する通常モードとシールを張りつけるステッカーモードの、二つのモードを切り替えながら進んでいく。ステッカーモードではフリンを動かすことは出来ないが、シールを好きな場所に置ける。たとえば川の上に釣り竿を置いて魚を釣ってみたり、ボールが飛んでくる軌道にあわせてラケットを置いたりなど、多彩なアクションも可能だ。貼り間違えても何度でも貼りなおせるので、とりあえずシールを貼って試行錯誤することができる。


ステッカーモードでは、木箱や木といったオブジェクト、釣り竿やのこぎりといった道具をシールとして扱えるうえに、キャラクターもシールとして持ち運びおよび貼り付けできる。道具を持ち運んでパズルを解くだけでなく、キャラクターを別の場所に連れて行ってあげたりして住民の困りごとを解決することもできる。また、いちどシールとして回収したものはコレクションとして確認可能。パズルを解くついでに、すべてのシールをコンプリートするのもいいだろう。


本作を手がけるOgre Pixelはメキシコのインディースタジオだ。同スタジオは2022年11月にスローライフ要素のあるパズルゲーム『Lonesome Village』をリリース。絵本のようなタッチで描かれたかわいらしいビジュアルなどが一定の評価を受けている。本作『プチシール物語』も過去作と同様に、絵本風のキュートなアートワークが採用されており、同スタジオの持ち味が活かされるかたちだろう。

『プチシール物語(A Tiny Sticker Tale)』は10月5日にPC(Steam)/Nintendo Switchで配信予定だ。またSteamでは、現在デモ版がプレイ可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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