『VALORANT』新マップ「サンセット」発表。塔のそびえる“ロの字”型サイトが特徴的な2サイトマップか

 

Riot Gamesは日本時間8月27日、『VALORANT』の新マップ「サンセット」を発表した。サンセットは本作における10個目のマップとなり、新Act「Episode 7 Act2」でプレイ可能になる予定だ。新Actは日本時間8月30日開幕となる見込み。


サンセットは『VALORANT』の世界王者を決める大会「VALORANT Champions 2023」の公式配信内で正式発表された。同配信においては、『VALORANT』のストーリーにかかわると思われるムービーとともに、マップの一部映像が発表された。


サンセットは街の中に存在しているようだ。しかしマップの全景を写した画像では、画面奥にアイスボックスやフラクチャーなどを思わせる、無機質な建造物がのぞいている。壁はひび割れており、その隙間は青く光っている。

公開された動画内でも同じ建造物が見えるシーンがあり、どうやらデッドロックたちのエージェントがゲートを通った先になっているようだ。通った先ではエージェントたちが、ドッペルゲンガーのように同じ人物と出会っている。

また動画ではたびたび「キングダム」という単語が登場している。キングダムは『VALORANT』の世界に存在するとされる巨大組織のことで、よからぬ目的でゲートなどの技術や資源を利用していたようだ。エージェントたちが今後キングダムとどう対峙するのか、ストーリーの行き先が気になるところだ。



その後公開されたマップ紹介では、部屋や建物の中を思われる場所が多くみられた。中央は縦に長い斜線が通っているが、全体的には障害物や角が目立ち、短い射程距離での戦闘が予想される。アビリティを活かした細かなクリアリングや、フラッシュなどによる索敵が非常に重要になってくるだろう。サイトは2つと思われ、特に左側のBサイトと思しきエリアは中央に巨大な建物があるため口の字型となっている。中央の建物を活かした封鎖も比較的容易に行えそうだ。


そしてサンセットの実装と同時にパッチ7.04も予定されており、ジェットの大幅な弱体化や、アストラのスキルの発動時間の調整が予定されている。ほかにも全体的にアルティメット使用に必要なポイントが増加している。パッチノートによると、ゲーム状況の認識のしやすさを改善することを意図しているようで、新Actでは戦略性も今までとは少々違ったものになりそうだ。

『VALORANT』の新マップ「サンセット」は、8月30日に開幕する見込みの「Episode7 Act2」にて実装される予定だ。