ローグライト奥スクシューティング『Whisker Squadron: Survivor』がSteam好評スタート。猫パイロットが派手サイバーな宇宙を駆ける
デベロッパーのFlippflyは8月21日、ローグライトシューティングゲーム『Whisker Squadron: Survivor』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はSteamユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを獲得している。
『Whisker Squadron: Survivor』は、画面奥へと進む機体を操作しながら敵を倒していくシューティングゲームだ。銀河は「Swarm」と呼ばれる、分裂や増殖を繰り返すロボットに征服されてしまっている。この脅威から動物たちを守るため、プレイヤーは猫のパイロットとなり、Swarmを一掃することとなる。
戦闘ではショットとブーストが使用可能だ。これらは使用するたびにエネルギーゲージを消費する。時間経過で回復するとはいえ、一度に使いすぎてしまうと、敵に無防備な状態をさらしてしまうだろう。戦闘をこなしつつ、リソースも管理することが重要だといえる。
そして、倒した敵がばらまく経験値アイテムを回収することでレベルが上昇すると、ランダムに選ばれた複数アップグレードから希望のものを選択することになる。アップグレードには単にショットを強化するものから、武装を追加するもの、一定数のコンボごとに体力を回復するものなど多岐にわたる。
ゲームオーバーになってしまっても、進捗に応じてステージや武装が解除される。敵を倒すごとにVPと呼ばれるポイントも獲得でき、これは恒久的なアップグレードを解放できる。ラインナップには新たなパイロットや武装、パークの解放があるため、自分好みにカスタマイズし、よりVPを貯められるようなカスタムを作成したり、生き残りを重視したカスタムに変更したりなどが可能だ。
本作はリリースから約4日経過した本稿執筆時点で、79件すべてのユーザーレビュー中96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。現時点ではまだ早期アクセス期間中でありながら、キュートなキャラクターデザインやバラエティーに富んだアップグレードの品質がよく、何度も繰り返し遊べると高く評価する声が見られる。また本作は本稿執筆時点で、ピーク時のSteam同時接続者数は123人。同規模のゲームとしてはよい滑り出しながら、レビュー件数とあわせて今後さらに伸びしろがありそうだ。
本作は早期アクセス配信期間として、約4か月から8か月程度を見込んでいるとのこと。現状ではふたつのワールドや複数の武装・機体・パイロットらが実装済み。正式版に向けては、コミュニティのフィードバックも参考にしつつ、プレイモードの追加や、アンロックできる機体やアイテムなどをさらに追加するという。正式版では若干の値上げをおこなうとのことだ。
また、本作は開発中だったシューティングゲーム『Whisker Squadron』から派生した作品となる。こちらはフリーロームとしてステージを広く探索したりする様子をうかがうことができ、ステージクリア型のシューティングとして、『Whisker Squadron: Survivor』とは異なったタイプの作品となる予定のようだ。ベースとなった『Whisker Squadron』には新たなサブタイトルが与えられ、「Whisker Squadron」ユニバース2作目として2024年にリリース予定とのこと。
『Whisker Squadron: Survivor』はPC(Steam)にて早期アクセスとして配信中。リリース記念セールとして日本時間8月29日まで、20%オフの1360円で販売中だ。『Whisker Squadron』もPC(Steam)で2024年にリリース予定だ。