終末恋愛アクション『Eternights』9月12日発売へ、発売が9日早まる。デートと戦いを両立する、荒廃した世界での日々


インディーゲームデベロッパーのStudio Saiは8月24日、『Eternights』を9月12日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam/Epic Gamesストア)。本作は6月に9月21日発売予定と発表されていたが、そこから発売が9日間早まったかたちだ。


『Eternights』は、感染者と戦いながらデートもする、終末恋愛アクションゲームである。本作の舞台は、何らかの事態によって人間が危険なモンスターへ変貌してしまった世界。主人公は、韓国に住む若者だ。5月27日、主人公と友人のチャニはマッチングアプリを利用し、女の子とのデートを画策していた。しかし翌日、主人公が待ち合わせに向かう最中に、大きな爆発が発生する。主人公とチャニはシェルターへ避難するが、外ではモンスター化した感染者が人を襲うようになってしまう。数日後、外の様子を確認しにシェルターから出た主人公は、あるきっかけから謎の力に覚醒。自身と愛するモノたちのために、モンスターに立ち向かうことになる。キャラクターとしては主人公とチャニに加えて、タレントのユナなども登場。交配した世界での戦いと恋愛が描かれるという。


主人公はモンスター化した感染者と戦い、変貌した世界を生きていく。主人公の戦いは3Dのアクションゲームとして表現されている。要素としては通常攻撃以外に、タイミング良く回避すると発生するパーフェクト回避などが用意されている。一部の敵にはバリアが存在しており、ゲージを消費するエレメンタルアタックによってバリアを破壊できるようだ。

また本作で主人公は、物資の確保やダンジョン探索、デートなどやることが多い。一方で時間は限られているため、プレイヤーはそんな主人公のスケジュールを管理することになる。主人公の行動としては、デートでは5人の個性的なキャラクターと時間を過ごす。一見生存と関わりがないように思えるものの、彼らのストーリーを通して絆を深めていくと、戦闘用の固有スキルやスペルが習得できるようだ。生き残るためにはデートも必要なわけである。

またダンジョン探索では、仲間と共にウォールと呼ばれる危険なエリアを訪問。パズルやダンスのミニゲームなどを突破し、時間内のクリアを目指すという。キャラクターたちとの交流や探索など、限りある時間を有効活用することでサバイバルを繰り広げていくのだろう。そのほか本作には日本語のボイスが搭載。フルアニメーションのカットシーンには、誰とデートするかによって変化する要素もあるそうだ。



本作を手がけているのは、インディーゲームデベロッパーのStudio Saiだ。本作はfkkcloud氏を中心に、さまざまな地域に住む開発者たちが制作に参加。fkkcloud氏のX(旧Twitter)アカウントによれば、本作は『ペルソナ』シリーズの影響を受けているようだ。同シリーズの影響を受けた、終末世界での少年少女の戦いに期待したい。またSteam内の投稿によると今回の発売日変更は、ユーザーに一刻も早くゲームを手にしてもらうため、また開発チームが待ちきれなかったことから早められたようだ。


Eternights』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに9月12日発売予定。通常価格は両PS版が税込4070円、PC版が共に税込4180円。現在予約が受付中となっており、PlayStation Plus加入者およびPC版は期間中10%オフで購入できる。またSteamでは、本作の体験版が配信中だ。