スクウェア・エニックスの2段階認証アプリがサービス終了へ。『FF11』『FF14』『DQX』で各種認証アプリへ仕事をバトンタッチ
スクウェア・エニックスは8月22日、「スクウェア・エニックス ソフトウェアトークン」のサービス終了を告知した。
「スクウェア・エニックス ソフトウェアトークン」は、スクウェア・エニックスアカウントへのログインのほか、『ファイナルファンタジーXIV』『ファイナルファンタジーXI』『ドラゴンクエストX』ログインのためのワンタイムパスワードを生成するアプリだ。
スクウェア・エニックスアカウントでは、ワンタイムパスワードによる二段階認証でサービスアカウントのセキュリティを強化することができる。従来、ワンタイムパスワードの生成手段は本アプリもしくは各種認証アプリを用いるか、キーホルダータイプの「スクウェア・エニックス セキュリティトークン」を使用する必要があった。
本アプリは2013年3月にリリースされ、長くプレイヤーのアカウントを守ってきた。2021年4月にワンタイムパスワードのトークンに各種認証アプリが利用可能になったものの、長く付き合ってきた本アプリを引き続き愛用していたプレイヤーも少なくないことだろう。筆者もその一人である。
「スクウェア・エニックス ソフトウェアトークン」は2024年以降にサービス終了予定だ。その前段階として、2023年11月21日をもってアプリへの新規登録も終了となる。当然、サービスが終了すれば本アプリによるワンタイムパスワード生成は不可能となる。そのため、生成にアプリを使用したいユーザーは各種認証アプリへの切り替えが必要となるわけだ。
各種認証アプリに代表されるものは「Google Authenticator」や「Microsoft Authenticator 」が挙げられる。サービス終了のお知らせには移行の手順についても詳細に記載されているため、そちらをご覧いただきたい。また、この機会にキーホルダータイプのトークンを購入しても良いだろう。
長きにわたって多くのプレイヤーアカウントのセキュリティを維持してきた「スクウェア・エニックス ソフトウェアトークン」。その役目を終え、各種認証アプリにバトンタッチをするときが来たようだ。サービス終了はまだまだ先だが、プレイヤー諸君は早めに移行を済ませておこう。移行方法についてはこちらをお読みいただきたい。