マリオネット人形アクション『Nightmare Circus』発表。十字の吊り手を使って、スタイリッシュに飛び回る

デベロッパーのFairPlay Studiosは8月21日、『Nightmare Circus』を発表した。対応プラットフォームは未定。公式情報によると、8月25日にデモ版を発表予定とのこと。

デベロッパーのFairPlay Studiosは8月21日、『Nightmare Circus』を発表した。対応プラットフォームは未定。公式情報によると、8月25日にデモ版を発表予定とのこと。

『Nightmare Circus』は、見下ろし視点のアクションアドベンチャーゲームだ。本作においてプレイヤーは人形遣いとなり、悪夢の世界へと足を踏み入れることとなる。プレイヤーは悪夢の世界のなかから友達の意識を集め、世界の謎を解き明かしながら脱出方法を模索していくこととなる。本作では暗い悪夢の世界を背景に、オモチャ箱から登場したような可愛らしいキャラクターたちが登場するのが特徴的だ。

本作においては、「Puppet String」メカニクスという独特のゲームアクションが存在。プレイヤーはマリオネット人形を操る時に使用される「Control Bar(以下、吊り手)」と呼ばれる、紐のついた十字の板を飛ばして戦闘を行うこととなる。吊り手は近接攻撃に使用されるほか、遠くに飛ばしたり、伸ばしたりすることも可能。吊り手を遠くに飛ばしたのちに、自らが吊り手のほうに引っ張られることで、ステージに存在する穴や敵の攻撃を避けることもできるようだ。またトレイラーからは吊り手を使ったパズルなどの謎解き要素も確認することができる。


また、公開されたトレイラーによると吊り手はいくつか種類が存在するようだ。トレイラー内で確認できるのは、通常の吊り手と火炎効果のついた吊り手の2種類。動画内では火炎属性がついた際の攻撃などを確認することもできる。吊り手に取り付けられた紐も変更可能となっているようだ。紐の長さや効果などが変化するのかもしれない。

本作を手がけるFairPlay Studiosは、タイのバンコクを拠点とするデベロッパーだ。同デベロッパーは2018年に創設され、過去に横スクロールアクション『Fallen Knight』を公開している。『Fallen Knight』では主人公らの可愛らしいキャラデザインと、スタイリッシュに剣劇を繰り広げる戦闘シーンが印象的だった。また同デベロッパーは、ほかにも協力プレイ対応お掃除ゲーム『At Your Service』やターン制ローグライトアクション『The Land Beneath Us』を開発中だ。


『Nightmare Circus』は、現在開発中。本作は現地時間8月25日、バンコクのクイーン・シリキット国際会議場で開かれるAccelerator Program Batch 3イベントにおいてデモ版を公開予定とのこと。悪夢と可愛さが入り混じる本作の続報に期待しよう。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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