サバイバルホラー『Sons Of The Forest』最新アプデでラジオトラップや新食人族が追加。食人族を“木っ端微塵”爆散させ肉片化可能に、謎の爽快感
デベロッパーのEndnight Gamesは8月18日、サバイバルホラーゲーム『Sons Of The Forest』に向けて、「Patch 09」を配信した。今回のアップデートではラジオトラップの作成が可能になったほか、新食人族の追加や、食人族を木っ端微塵にできるようになっている。
『Sons Of The Forest』は食人族が住まう島で生き残り、そして島の謎を解き明かしていくオープンワールド・サバイバルホラーゲームだ。シングルプレイのほかオンラインでの協力マルチプレイにも対応している。早期アクセス配信中である本作は随時新コンテンツを追加中。現地時間8月18日に配信された「Patch 09」の主要な変更点を以下に紹介していこう。
まず既存のアイテムのひとつであった「ラジオ」が設置可能になった。これにより建築などの作業中に設置したラジオから流れる音楽を楽しむことが可能になった。また、ラジオを使ったトラップ「Radio Alarm Trap」が追加された。Radio Alarm Trapは有効範囲内に食人族が侵入すると音を鳴らすトラップとなっている。これで拠点に近付く食人族の存在にいち早く気づくことができるだろう。もしくは、ラジオから流れてくるノリノリの音楽に合わせて食人族との戦闘に興じるという楽しみ方もできるだろう。
またPatch 09では、食人族にいくつかの変更が加えられている。まず食人族たちに新たな「大型女性」バリエーションが追加された。既存の「大型男性」食人族同様に、彼女らはプレイヤーに向けて強めのボディーブローなどを食らわせてくる。ある程度距離をとっての戦闘が望まれそうだ。さらにゲーム終盤では過去作の変異体がリバイバル追加されているとのことだ。こちらに関しては自らの目で確かめてみるしかないだろう。
さらに本アップデートでは、地下などに生息する「Creepy」と呼ばれる一部の変異体の死亡アニメーションに変更が加えられた。Creepyは爆発物などで死亡する際、木っ端微塵になるようになった。忌々しい変異体が原型を残さず肉片となる姿を楽しめることだろう。またゲーム終盤以降における変異体の生息域にも変更が加えられている。以前は洞窟の入り口周辺を徘徊していたCreepyだが、Patch 09以降は生息域がマップ全体へと変更されるとのことだ。なお、洞窟外に出現する総数は減っているとのこと。いつどこで変異体の脅威と相対するか予測がつかなくなるので、拠点の防衛設備をしっかりと整えることが必要となりそうだ。
Patch 09では、ほかにもプレイヤーが遊びやすくなるような調整がいくつか実施されている。まずイベントリ内を見渡す際のマウス速度が個別のオプションとして変更可能となった。これによりインベントリの端から端までを一気に見られるようになる。インベントリ内のチェックで、画面酔いなどに苦しんでいたプレイヤーには朗報となることだろう。さらに建築の際、左Shift(ゲームパッドの場合は左スティック)を押しながら設置をおこなうと、設計図の設定を残したまま設置予定をおこなうことが可能となった。同様の設置物を複数建築する場合に、毎回選択する手間が省けるようになったわけだ。
ほかにも本アップデートでは、アヒルがゴルフコースなど一部の陸地に降り立つようになるなど、細かな調整や多数の不具合修正が実施されている。詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。
『Sons Of The Forest』はPC(Steam)向けに早期アクセスとして配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。