『ロックマンX DiVE オフライン』9月1日発売へ。オフライン専用版が本家のサービス終了よりも先に登場


カプコンは8月18日、『ロックマンX DiVE オフライン』を9月1日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。通常価格は税込3990円となっている。『ロックマンX DiVE』をオフライン化した作品が、同作のサービス終了に先駆けて発売されるようだ。


『ロックマンX DiVE オフライン』は、スマートフォン向けに配信されてきたオンライン専用タイトル『ロックマンX DiVE』の買い切り版作品だ。本作の舞台となる電脳世界ディープログでは、さまざまなゲームデータが保存されていた。しかし、ある時ディープログで原因不明のバグが発生。保存されていたゲームデータに異変が起こってしまう。プレイヤーはそんな事態を受けて、データ世界の修復を試みることになる。ナビゲーターのリコに導かれたプレイヤーは、データ解析で再現した『ロックマン』関連作品のキャラクターたちを操作し、イレギュラーデータとの戦いを繰り広げていく。



イレギュラーデータとの戦いは、『ロックマン』各シリーズ作品をモチーフとした900以上のステージなどによって、2Dアクションとして表現されている。本作には総数100以上のプレイアブルキャラクターが登場。具体的には『ロックマンX』シリーズを中心に、『ロックマン』『ロックマンDASH』『ロックマンエグゼ』『ロックマンゼロ』『流星のロックマン』『ロックマンZX』といった各作品の主人公やライバル、サポートキャラクターたちなどがプレイアブルとなっている。

ストーリーモードでは、ストーリー進行にあわせて彼らを操作してステージを攻略していく。ゲームプレイによってプレイヤーレベルが上昇。プレイヤーレベルの上昇に応じて、装備可能なアーマーのレベル上限や武器の強化上限などが解放され、キャラクターを強くカスタマイズできるようだ。また各ステージでは、キャラクターや武器の解放/強化用素材も獲得可能。データの断片を集めると、新しいキャタクターや武器を解放できる。ステージのプレイと強化/解放を繰り返し、少しずつ強く成長していくわけだ。

装備可能な武器としては、バスターやセイバーなどに加えてマシンガン/ランチャー/インジェクターなども登場。パッシブスキル付きのダイヴカードや、各ステージでは1回だけ使用できるダイヴトリガー(必殺技)なども用意されている。またゲームモードとしては、ストーリーモード以外に、難関ステージの続く「ヤコブ」やタイムアタックに挑むチャレンジモードや、キャラクターデータの断片などが手に入るイベントモードなども収録されている。


本作の元となる『ロックマンX DiVE』は、国内向けには2020年10月に配信開始された作品だ。サービス開始以降約3年に渡って運営が続けられてきたが、2023年6月にサービス終了時期が告知。2023年9月27日13時にサービス終了予定となっている。本作『ロックマンX DiVE オフライン』は、そんな『ロックマンX DiVE』のオフライン版となっている。ゲーム内容のうち、対戦モード/協力プレイ/ランキング/ギルド/カプセルといった要素はカットされているものの、『ロックマンX DiVE』がサービス終了後も買い切り作品としてプレイ可能になるわけだ。なお『ロックマンX DiVE オフライン』は、『ロックマンX DiVE』からのユーザーデータの引き継ぎには対応していない。『ロックマン』シリーズ以外のコラボキャラクターやステージなども収録対象外となっている。

ロックマンX DiVE オフライン』はPC(Steam)/iOS/Android向けに9月1日発売予定。通常価格は税込3990円となっている。また『ロックマンX DiVE』は、2023年9月27日にサービス終了予定だ。