『ディアブロ4』グリッチによりトレード機能が一時停止される。アイテムとゴールドの増殖グリッチが原因
Blizzard Entertainmentは8月15日、『ディアブロ4(Diablo IV)』にてトレード機能を一時停止することを発表した。アイテムおよびゴールドの増殖グリッチが原因だという。本日最新パッチ1.1.2が配信開始されたものの、依然としてトレード機能は停止されている。
『ディアブロ4』は、人気ハクスラARPGシリーズ『ディアブロ』の最新作だ。本作の舞台は前作『ディアブロ III』から数十年後となる。グラフィックを大幅にパワーアップし、マップをオープンなフィールドとして多数ダンジョンなどを実装。過去作の魅力を踏襲しつつ、豊富なキャラクターカスタマイズや、さまざまなゲームプレイ要素を盛り込んで新たな冒険が描かれる。
本作ではプレイヤー間で一部アイテムやゴールドを取引するトレード機能が存在。今回、このトレード機能が一時的に停止されることが発表された。原因となっているのはアイテムおよびゴールドの増殖グリッチとされている。先日よりトレード機能を利用した増殖グリッチの存在が報告されており、トレード機能の一時停止は修正までグリッチを利用できないようにするための措置と見られる。
なお開発元はグリッチを利用したアカウントに対しては、エンドユーザーライセンス契約に基づき対処をおこなうと発表している。一方で相手がグリッチ利用者と知らずに、偶然トレードをおこなったプレイヤーが処分されることはないことも明言されている。今回のグリッチはトレード時にサーバーへの接続を意図的に切断するといった手順でおこなわれていたと見られ、知らずにグリッチのためのトレードに巻き込まれたユーザーもいるかもしれない。そうしたユーザーは当然ながら処分の対象にはならないようだ。
なお本日未明には本作に向けて最新パッチ1.1.2が配信開始されている。今回のパッチではサイドクエストの進行不能バグなどが修正されているものの、トレード機能の復旧についてはまだ対処中とのこと。グリッチが修正され、トレード機能が戻ってくるのは今後のパッチになるだろう。
『ディアブロ4(Diablo IV)』は、PC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。