ケモノ化少女育成ゲーム『アニマロイドガール』2024年配信へ。人からケモノ化する少女、進めるも止めるもプレイヤー次第

パンドリ丼は8月15日、『アニマロイドガール』のSteamストアページを公開した。本作はケモノ化していく少女の青春を見守る、マルチエンディング採用の育成ADVである。

国内のオリジナル創作サークルであるパンドリ丼は8月15日、『アニマロイドガール』のSteamストアページを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ内の記載によると、2024年第4四半期のリリースが予定されているようだ。


『アニマロイドガール』は、ケモノ化していく少女の青春を見守る、マルチエンディング採用の育成ADVである。本作の舞台は、人からケモノへ容姿が変わる不思議な人種が現れた世界だ。ケモノの姿へと変わる「アニマ化」は、第二次性徴期の少年少女に発生。獣の耳や尻尾が生えたモノをハーフアニマ、顔まで完全に獣となったモノをアニマと呼ぶようになっていた。本作のメインキャラクターは、アニマ化の兆候が認められた中学3年生の少女だ。ある時彼女はアニマ研究者のもとへ迎えられ、見知らぬ街で暮らすことになる。そうして、1年間の少女の成長が描かれる。



アニマの研究者である主人公は、少女を引き取り共に生活していく。アニマ化の症状は、1年ほどかけて進行していくのだという。一方でアニマの研究者である主人公には、薬によってアニマ化を促進することも、進行を止めることも、手術で巻き戻すことすらできる。ゲームプレイの詳細については不明ながら、少女の姿はプレイヤー次第で変化していくようだ。ストアページ上の画像では、少女との過ごし方を選ぶシーンや、投与する薬を選ぶ場面なども描かれている。また公式サイトによると、少女はネコ/ウサギ/オオカミの3種類に変化。少女には、変化ごとの夢や葛藤も待ち受けているようだ。要素としては本作はマルチエンディングが採用。九龍城砦と東京をミックスしたという舞台の街や、Live2Dを用いた表現なども特徴だろう。


本作を手がけているパンドリ丼は、国内のオリジナル創作サークルである。同サークルでは本作のイラスト&設定資料集を含めた同人誌や、スマートフォン向けタイトル『ゾンビ東京』のサウンドトラックなどを頒布してきた。YouTubeチャンネルなどを見る限りでは、東京を拠点に活動する株式会社パンドリヨンと関わりが深いようだ。また本作においては、イラスト/映像などを手がける逢編いあむ氏がキャラクターデザインおよびイラストを担当している。

アニマロイドガール』は、PC(Steam)向けにリリース予定。ストアページ内の記載によれば、2024年第4四半期のリリースが予定されている。また本作関連ではBOOTHなどで、コミックマーケット102で頒布されたイメージボード&ラフ画集「Animaloid Girl Sub Track.2212」を含めて同人誌が販売中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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