失敗しない家づくりゲーム『SUMMERHOUSE』正式発表。パーツを自由に配置し、夏空の下に自分だけのお洒落な家を建てる

Friedemann Allmenröder氏は8月1日、『SUMMERHOUSE』を正式発表した。本作は直感的な操作で楽しめる家づくりゲームだ。

インディー開発者のFriedemann Allmenröder氏は8月1日、家づくりゲーム『SUMMERHOUSE』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、今年の第3四半期に配信予定。


『SUMMERHOUSE』は、直感的な操作で楽しめる家づくりゲーム。周囲に湖あるいは川のある街道沿いらしきロケーションが用意され、何もない土地にいちから家を建てることができる。100種類以上の建築用パーツが用意され、モジュラー形式の各パーツをグリッド上に配置し、家を建てていくこととなる。コストの要素などはなく、自由に家づくりを楽しめる作品となるようだ。

公開された映像などによると、ゲーム画面左側のメニューから建築用パーツを選択し、好きな場所に配置していくかたちとなる模様。メニューには、壁やデコレーション、屋根、植生、窓などの項目が確認できる。ランダムにお任せすることもできるようだ。映像では、ひとつの項目からさまざまなパーツを配置しており、たとえばデコレーションの項目では扉やオーニング、電線などを利用している。エアコンの室外機や洗濯物、道路標識なども用意されることがうかがえる。



本作では、プレイヤーにクリエイティブになって楽しんでもらうことが目的とのこと。また、家を建てるうえでは正解や間違いはなく、下手になることもないという。システムの詳細は不明ながら、もしかしたらグリッド上の場所に合ったパーツが、ゲーム側から提案されるような仕組みがあるのかもしれない。配置したパーツは、その場所に馴染むように自動調整されるようだ。

パーツの組み合わせやアイデア次第で、こぢんまりした家から大きな邸宅まで、作れる家のバリエーションは幅広く、複数の家を建てることも可能。また、周囲に草を生やしたり樹木を植えたり、あるいは岩を配置したりして雰囲気づくりを楽しむこともできる。ゲームタイトルにもあるように、夏らしい風景に仕上がるビジュアルも印象的だ。本作はまだ開発真っ只中だそうで、建築用パーツは今後さらに増えていくことが期待される。


本作を手がけるFriedemann Allmenröder氏は、『ISLANDERS』や『Superflight』などで知られるGrizzlyGamesの共同設立者で、現在はまた別のスタジオCosy Computerを設立し『Pizza Possum』を開発中。同氏はフリーランスのアーティストとしても活動しており、『SUMMERHOUSE』は個人で制作しているようだ。同氏は小さな家が大好きであることから、それをテーマにした作品を作ることにしたとのこと。

『SUMMERHOUSE』はPC(Steam)向けに今年の第3四半期に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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