『崩壊:スターレイル』Ver.1.3では開拓力上限が240まで引き上げ+予備システム実装で溢れづらくなる。オートバトルもかしこく改善へ

 

HoYoverseは8月11日、『崩壊:スターレイル』の最新情報をHoYoLAB内にて公開した。「銀河鉄道の声|開発者ラジオ vol.2」によると、Ver.1.3では開拓力上限の引き上げなどが実施。またオート戦闘時のスキル発動ロジックや消耗品についても改善が検討されているそうだ。

『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドより展開中のスペースファンタジーRPGだ。本作の舞台は、災厄をもたらすという星核や星神なる神などが存在する宇宙。主人公は、ある事件の際に星核を埋め込まれた、記憶喪失の人物である。謎の組織「星核ハンター」により星核埋め込まれた主人公は、宇宙ステーションヘルタでの騒動中に星穹列車の面々と遭遇し、銀河を走る列車へ乗り込むことになる。星星を巡る宇宙の旅が描かれていく。システムとしては、バトルではタイムライン式のターン制バトルが展開されている。いわゆるガチャ相当の跳躍や、ローグライク風のコンテンツ「模擬宇宙」なども特徴だろう。


HoYoLAB内で公開された「銀河鉄道の声|開発者ラジオ vol.2」によると、Ve.1.3では開拓力の上限が240へ引き上げられるようだ。本作における開拓力とは、いわゆるスタミナ相当の仕組みである。開拓力は、キャラクターの一部育成素材や聖遺物(装備品)を獲得する際に消費。6分あたり1回復し、現在は最大で180まで所持可能となっている。1時間で10回復し、0まで消費した場合は18時間で最大まで回復するわけだ。開拓力を消費しきった場合、開拓力が回復しきるまで18時間の猶予があるが、あまりゲームに触れられない忙しいプレイヤーなどは溢れてしまうこともあったのではないだろうか。

Ver.1.3以降は開拓力の上限が240へ変更。24時間後までに開拓力を消費すれば、溢れることはなくなるのだ。さらに開拓力関係では、新たに「予備開拓力」システムも実装。同システムにより、開拓力が上限まで回復した際、溢れた分が一定割合で予備開拓力へ変換されるという。開拓力の消費を忘れてしまった場合や、プレイ時間が取れない際にも、開拓力が完全に無駄になるわけではなくなるのだろう。

Ver.1.3.関連では、PC版における画面下の黒いガイド欄の表示/非表示の切り替え、チャットスタンプ機能、誕生日メールの受取条件緩和なども実施。ヘルタショップのヘルタ債権交換対象として、虚無の星5光円錐も追加予定となっている。


また「銀河鉄道の声|開発者ラジオ vol.2」では改善検討中の項目として、オート戦闘時のスキル発動ロジックについて触れられている。本作のオート戦闘では、有効にするとキャラクターが自動的に戦闘を進めてくれる。一方で行動の設定項目はなどはなく、あまり有効な行動をとっていないケースがあった。具体的には、タンク役などのキャラクターが無用なタイミングでスキルを使用してしまい、スキル発動に必要なパーティー共有のSPがアタッカーへ行き渡らなかったり、サポート役のキャラクターが適切な対象にスキルや必殺技を使ってくれなかったりといった具合だ。

「銀河鉄道の声|開発者ラジオ vol.2」によると、オート時のキャラクターのスキル発動ロジックについて、たくさんのフィードバックが寄せられているという。オート戦闘時の体験に焦点をあてて、スキル発動のロジック改善が進められるそうだ。また本作では消耗品についても改善が検討中。現在は使い勝手があまりよくないものの、今後消耗品のシステムが改善されるとのことだ。


崩壊:スターレイル』は、PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。