『ロリポップチェーンソー』リメイク版の正式タイトルが『Lollipop Chainsaw RePOP』に決定。発売時期は2024年夏に延期
ドラガミゲームスは8月11日、現在開発中のホラーアクションゲーム『Lollipop Chainsaw Remake(仮称)』の正式タイトルが、『Lollipop Chainsaw RePOP』に決定したと発表した。また、これまで2023年予定としていた本作の発売時期を、2024年夏へと延期したことも明らかにしている。
『Lollipop Chainsaw RePOP』は、2012年にPS3/Xbox 360向けに発売されたホラーアクションゲーム『ロリポップチェーンソー』を、現代に蘇らせる作品だ。本作ではアメリカ西海岸にあるハイスクールを舞台に、ゾンビハンターである主人公ジュリエットがチェーンソーを武器に、ゾンビになってしまった同級生たちと戦う。
ドラガミゲームスは、代表取締役社長の安田善巳氏がオリジナル版のプロデューサーを務めた縁もあって、作品の知的財産権を角川ゲームスより取得。本作の開発は、安田氏をはじめとするオリジナル版の開発スタッフと、ドラガミゲームスの開発スタッフが担当している。なお、オリジナル版でエグゼクティブディレクターを務めたグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏や、シナリオを担当した映画監督James Gunn氏は参加していない。
今回、本作の正式タイトルが『Lollipop Chainsaw RePOP』に決定したと同時に、2024年夏への発売延期も発表された。ドラガミゲームスは、2023年の発売に向けて鋭意開発を進めてきたが、さらなる品質の向上を図るため、開発期間を延長する必要があると判断したと説明している。
本作のゲーム内容については、オリジナル版で使用された一部版権曲を新曲に差し替えることや、よりリアルなテイストのビジュアルへシフトする可能性があることについて、これまでに言及されている。また安田善巳氏は今年1月、オリジナル版当時の開発データに触ってみると、「こんなにテンポが遅かったのか」とか「ベースボールのミニゲームはバランス調整が不十分だった」など、反省するところが少なからずあったとし、しっかりと修正したいとコメントしていた(extreme)。
ちなみに上述したビジュアルに関しては、ドラガミゲームスが今年1月に公開した年賀アートに本作の主人公ジュリエットが登場。オリジナル版で使用されたアートワークと同じポーズながら、顔の雰囲気がかなり変わっていることが注目された(上の画像・関連記事)。ただ現時点では、これが本作でのジュリエットの姿なのかどうかは不明。今回の発表に合わせて公開された新たなアートワーク(本稿ヘッダー画像)でも、ジュリエットは背を向けておりその顔を拝むことはできず。正式なお披露目はまだお預けということのようだ。
『Lollipop Chainsaw RePOP』は、2024年夏に発売予定。対応プラットフォームは未定である。