協力プレイ対応ローグライトアクション『30XX』正式リリース。『ロックマンX』オマージュ作が高評価のうちにデビュー

デベロッパーBatterystaple Gamesは8月10日、2Dローグライトアクションゲーム『30XX』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/海外Nintendo Switch、日本語表示に対応している。

デベロッパーBatterystaple Gamesは8月10日、2Dローグライトアクションゲーム『30XX』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/海外Nintendo Switch、日本語表示に対応している。早期アクセス配信開始から約2年間に渡り高い評価を集めてきたタイトルが正式リリースを迎えたこととなる。

『30XX』は2017年にリリースされた前作『20XX』の続編。『ロックマンX』シリーズからの影響を公言している2Dローグライトアクションゲームシリーズの最新作だ。同シリーズからチャージ攻撃、ダッシュ、壁ジャンプといった根幹となるアクションを継承しつつ、ステージ構成およびアップグレードのランダム性といったローグライト的要素も盛り込まれている。プレイヤーはショットによる攻撃を主体とする「ニーナ」、ブレードなどの近接攻撃を主体とする「エース」の二人の主人公を操作し、「統合意識」と呼ばれる存在によって変貌させられた世界を探検していくこととなる。本作はローカル/オンラインによるマルチプレイにも対応している。


本作のゲームモードには、死亡する度に恒久的なアップグレード要素を除き全ての強化要素・進捗をロストするClassicモードのほか、死亡してもそれらを失わないMegaモードが用意されている。こちらのモードでは死亡してしまってもボスごとに用意されたステージへ繰り返し挑戦可能となっているため、ローグライトにおける死亡時の“ロスト”を好まない人、キャラクターを成長させつつクリアを目指したい人にも楽しめるモードとなっている。

また本作には前作『20XX』のユーザーから希望する声が多かったステージエディター機能が実装されており、本作に同梱されているツール「30XXメーカー」を利用することで独自のステージを作成することが可能だ。ほかのユーザーが公開したステージはゲーム内のコミュニティモードから自由にプレイできるほか、別途ユーザーアカウントを登録することで自身が作成したレベル・チャンク(ステージ)の公開も可能となる。


本作は、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューにて、1154件中93%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。早期アクセス配信を開始した2021年から、約2年間にわたり高評価を培ってきた。(関連記事

今回の正式リリースに伴うアップデートではゲーム本体に新たにレベル(ステージ)8以降のステージが追加されているほか、ゲーム内NPCとの会話で発生するイベントにも新要素を追加、既知の不具合への修正がおこなわれている。ちなみに、今回の正式リリースを記念して開発者のChris King氏がReddit上でAMA(Ask Me Anything/何でも聞いていいよの意)を実施しているようだ。前作からのファンや新たに本作へ興味をもった人はチェックしてみるとよいだろう。

『30XX』は、PC(Steam)向けに配信中、リリース記念セールで8月17日まで20%オフの1640円で購入可能だ。なお、同日に海外配信が予定されていたNintendo Switch版については、Chris King氏のX(旧:Twitter)アカウントから配信開始が遅れる旨の投稿がなされている。こちらは日本向け配信予定は不明なものの、前作『20XX』については国内配信中。本作の国内配信の有無および日程発表も気になるところだ。

Toru Ishikawa
Toru Ishikawa

雑食ゲーマー、好きな言葉は「Random loot」と「Permadeath」です。

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