『ポケモンSV』首が伸びたライコウを見て「エンテイの変貌」予想続々集まる。トリケラトプス化、“どこかしら伸びる”など多彩な想像

ポケモンは8月8日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の大型DLC「ゼロの秘法」の新情報を公開。お披露目された「タケルライコ」の姿が注目を集め、ユーザーたちは今後登場するかもしれないエンテイのパラドックスポケモンの姿に想像を膨らませているようだ。

株式会社ポケモンは8月8日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下『ポケモンSV』)の大型DLC「ゼロの秘法」の「前編・碧の仮面」を9月13日に配信開始すると発表。あわせて前編および「後編・藍の円盤」の新情報を公開した。そのなかでお披露目されたライコウのパラドックスポケモン「タケルライコ」の姿が注目を集め、ユーザーたちは今後登場するかもしれないエンテイのパラドックスポケモンの姿に想像を膨らませているようだ。


「ゼロの秘宝」は「前編・碧の仮面」と「後編・藍の円盤」から構成される、『ポケモンSV』の大型DLCだ。本編の舞台であったパルデア地方を飛び出し、「前編・碧の仮面」では林間学校がおこなわれる地であるキタカミの里へ、「後編・藍の円盤」では大部分が海の中にあるというブルーベリー学園へ向かうことになる。

今回発表された情報ではDLCにて登場する新ポケモンが発表。「前編・碧の仮面」ではかねてより明かされていたイイネイヌ、マシマシラ、キチキギスの三体に加えて、カジッチュの新進化形カミッチュが登場するという。そして「後編・藍の円盤」ではジュラルドンの進化形となる新ポケモン・ブリジュラスが登場。さらに『ポケットモンスター バイオレット』では、パルデア地方で新たに発見されたコバルオンのパラドックスポケモン・テツノカシラと出会うことができるという。

そして「後編・藍の円盤」では『ポケットモンスター スカーレット』においてもパルデア地方で新発見されたパラドックスポケモン・タケルライコが登場。ライコウのパラドックスポケモンであり、姿はトラのような体格であったライコウから一変。首が大きく伸びたキリンのような体つきになっている。

公式サイトより引用


なおライコウは『ポケットモンスター 金・銀』にて初登場したポケモンだ。同作においてはエンテイ、スイクンと並んでいわゆる準伝説ポケモンとして登場していた。スイクンのパラドックスポケモン・ウネルミナモについてはすでに登場済み。以前期間限定開催されていたイベントテラレイドバトルにて入手できるポケモンであった。ウネルミナモもタケルライコも、元になったスイクン、ライコウから姿が大きく変化。ここにきて「エンテイのパラドックスポケモンはどのような変貌を遂げるのか」を予想するユーザーが国内外で増加しており、SNS上にはさまざまなエンテイパラドックスポケモン像が投じられている。


たとえばスイクンとライコウがそれぞれ肉食や首長の恐竜のような姿にも見える点から、エンテイも恐竜がモチーフになるのではないかと想像するユーザーは一定数見られる。上記ユーザーはエンテイのモチーフをアンキロサウルスと予想。アンキロサウルスの画像の顔部分にエンテイの顔イラストを貼り付けただけのコラージュながら、なんとなく収まりの良さも感じる。ほかには下記ユーザーのように“トリケラトプス風の姿になる説”や“プテラノドン風の姿になる説”を唱えるユーザーも見られる。プテラノドンエンテイをイメージしたイラストに至っては、エンテイの凛々しい表情を残しつつシュールな姿で描かれている。


そのほか国内ユーザーもさまざまな予想をSNS上に投稿している。一部ユーザーは、儒教の礼記における四霊になぞらえていると予想。ウネルミナモを応龍、タケルライコを麒麟として、エンテイのパラドックスポケモンは霊亀、つまり亀の姿になるという見方を示している。一方で首が伸びたタケルライコに続いて、エンテイもどこかしら伸びるのではないかといったシュールな想像図も見られる。

ライコウから急変したタケルライコの姿を目にして、国内外のユーザーたちは残りのエンテイのパラドックスポケモンについて想像力を膨らませている様子だ。ただしエンテイのパラドックスポケモンについては現状公式発表がなく、登場するかどうかは不明。仮にエンテイのパラドックスポケモンが登場するとして、一連のユーザー予想のうち当たっているものがあるのかも注目されるところだろう。

なおライコウのパラドックスポケモンの首が伸びることについては、ウネルミナモの姿から予想していたユーザーも存在。下記Redditユーザーは3月1日に、首の伸びたライコウを描いたイラストを投稿。エンテイについては、トリケラトプスの姿になると予想していた。



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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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