『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のマップ達成率、低くなりがちなのはコログのせい説強まる。こいつのせいで全然上がらん
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』にて、マップ画面上の「達成率」においてコログのミが3分の1以上を占めている点が注目されている。コログは今作でも達成率を伸び悩ませる原因のひとつとなっているようだ。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』はNintendo Switch向けに発売中のアクションアドベンチャーゲームだ。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編である。今作ではハイラルの地が突如として天変地異に見舞われる。城は宙へと浮かび上がり、空からは謎の遺跡群が降り注ぐ。大地と大空が広がった世界にて、“右手”に力を宿したリンクがハイラルの異変に立ち向かう。
本作ではエンディングを見たあとに、マップ画面に「達成率」が表示されるようになる。これは祠や地名など、マップ上に表示されるロケーションの発見率を示している。そしてこの達成率が伸び悩む原因となっている要素があるようだ。下記Redditユーザーは「コログのミ」が達成率のうち約40%を占めている点を指摘し、注目を集めている。
本作には1000個のコログのミが存在。うち200個は、動けなくなったコログを運搬して友達と引き合わせることで2つずつ入手できる。残りの800個は石を並べたり持ち上げたり、花を追いかけたりといったさまざまなギミックを解いてコログを発見し、1つずつ入手可能。合計900か所のコログのミを入手できるロケーションが存在している。
そして本作のマップ達成率はロケーションを1つ発見するごとに0.04%上昇する。つまりコログのミを入手できるロケーション900か所で、達成率のうちの36%を占めているわけだ。上記スレッド内にはコログのミの発見数が少ないせいで、60%程度で達成率が止まっているというユーザーも複数見られる。
なおコログのミを入手できるロケーションは前作においても900か所存在。前作では1ロケーションあたりマップ達成率0.08%の上昇となっていたため、達成率の70%以上をコログのミが占めていた。達成率100%を目指してコログ探しに明け暮れたユーザーも多いだろう。そうした背景もあってか『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』発売前からすでに、海外向けCMからゲーム映像にコログの気配を鋭敏に察知するユーザーも散見された(関連記事)。
今作ではコログが占める達成率自体は半分となったものの、ロケーション数は同じく900か所。うち100か所となる運搬するコログは比較的見つけやすい一方で、本作では地上だけでなく空島にも隠れコログが存在する。前作以上に立体的なマップ探索が必要な点は、コログ探しを難しくしているかもしれない。いずれにせよ、コログのミは依然として達成率を伸び悩ませる要素のひとつと見られる。
なおコログのミは武器・弓・盾のポーチの大きさ拡張に用いるアイテムだ。そして全ポーチの最大化に必要となるのは1000個のうち441個。つまり過半数のコログのミ探しは、すべてのポーチを最大化したうえでマップ達成率にこだわる人向けのやりこみ要素。本作においても達成率100%は、血眼になってコログを探し終えた者にのみ与えられる数字といえるだろう。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。
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