「EVO 2023」にラセングルの“社内ゲーム同好会”大会優勝者が出場を果たす。福利厚生活動が世界に精鋭を放つ

ラセングルの公式Twitterアカウントは8月3日、同社の福利厚生の一環で活動する「格ゲー同好会」内の大会優勝者が、EVO 2023への出場を果たしたことを報告した。現地での大会の模様は随時同アカウントにて報告されていくという。

株式会社ラセングルの公式Twitterアカウントは8月3日、同社の福利厚生の一環で活動する「格ゲー同好会」内の大会優勝者が、EVO 2023への出場を果たしたことを報告した。現地での大会の模様は随時同アカウントにて報告されていくという。


株式会社ラセングルはアニプレックス傘下の国内ゲーム会社だ。現在『Fate/Grand Order』の開発・運営をおこなっているほか、フランスパンが手がける対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』の制作・販売を担当している。なおラセングルの代表取締役社長は、かつてカプコンに在籍していたクリエイター・小野義徳氏が務めている(関連記事)。『ストリートファイターIV』含め、カプコンの格闘ゲーム全体の統括プロデューサーを務め、ブランカのフィギュアと共に国内外のイベントを飛び回ってきた人物だ。

そんなラセングルの公式Twitterアカウントが「EVO 2023」にまつわるツイートを投稿し、注目を集めている。ツイートによると、同社では福利厚生の一環として格ゲー同好会が活動しており、先月社内ではトーナメント大会がおこなわれたという。その大会にて見事優勝果たした猛者が、今回EVO 2023に出場することになったそうだ。出場に際しては会社もバックアップをおこなっているという。


「EVO(Evolution Championship Series)」は対戦格闘ゲームのeスポーツ大会だ。6月に発売されたばかりの『ストリートファイター6』を含む複数のタイトルを対象にトーナメントが開催。世界中から各作品のトッププレイヤーが集結し、多額の賞金を巡って競い合う。

ラセングルは小野氏が在籍していることもあり、コアな格闘ゲーム愛好家が多いのかもしれない。福利厚生としての格ゲー同好会といえど、EVOへの出場選手を輩出するようなハイレベルな社内トーナメントが繰り広げられたようだ。格ゲー同好会からの出場選手は猛者たちとの闘いに向けて直前まで己を鍛え上げていたことが伝えられており、どこまで勝ち進むことができるのか注目されるところ。現地での大会の模様は、随時ラセングル公式Twitterアカウントにて報告されるそうなので、気になる人は同アカウントをチェックしておこう。


なおラセングルでは『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』発売時に、社員に抽選で同作がプレゼントされたことが伝えられていた(関連記事)。今回の福利厚生としての格ゲー同好会も含め、社員たちがさまざまな分野のゲームに興味をもって遊べるような取り組みがおこなわれているのだろう。

【UPDATE 2023/8/10 11:09】
EVO 2023に挑んだ格ゲー同好会の出場選手はRound 2 Poolsまで勝ち進んだものの、健闘のすえ同ラウンドの初戦にて敗退したことが伝えられている。選手は闘いにおいて格ゲー同好会の有志によって託された胴衣を着用していたそうで、黒地に金文字の刺繍が施された胴衣が披露されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

記事本文: 2636