国内の個人ゲーム開発者CHEST BOXは8月3日、『Bizarre Mushroom Cycle Simulator』を8月31日にリリース予定だと発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。トレイラーやSteamのストアページなども公開されている。
『Bizarre Mushroom Cycle Simulator』は、キノコになってその生活を体験するキノコ生活シミュレーションゲームである。本作の舞台は、奇妙なキノコたちが生えているとある森だ。奇妙な森の中には、50種類以上の個性的なキノコが存在しているのだという。
本作でプレイヤーは、そんな森のキノコの一員となって、森の中で時間を過ごしていく。キノコになったプレイヤーは、キノコであるために移動することはできない。ただし最初はプレイヤーのキノコ1本だけでも、周囲にすぐにキノコが増えて賑やかになるとのこと。本作ではたくさんのキノコたちとともに、ホタルを眺めたり、森の音に耳を傾けたりなど、静かに森の中で佇むのだろう。
スクリーンショットや動画内には、色とりどりのキノコたちの姿が映されている。明らかに動いているキノコや火を吐くキノコ、鍋で何かを調理しているようなキノコなど、個性的なキノコたちが登場するようだ。プレスリリースによると、一部のキノコにはアクションが用意されており、観察や触ることで変化が起きる可能性もあるという。
また本作ではキノコをタッチすると胞子を集められる。キノコはタッチしすぎると弱ってしまうものの、胞子を集めておくと何かに使えるかもしれないそうだ。システムとしては、一定時間経過後にキノコの出現率を変えられる仕組みも用意されている。
本作を手がけているCHEST BOXは、国内の個人ゲーム開発者udon氏による名義だ。過去作としては、2021年11月に協力プレイ対応のサバイバルホラー『INVITATION To FEAR』をリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で269件中68％が好評となっている。本作『Bizarre Mushroom Cycle Simulator』は、udon氏のTwitter（X）アカウントによると、キノコになりたい人向けのゲームであるそうだ。
『Bizarre Mushroom Cycle Simulator』はPC（Steam）向けに、8月31日リリース予定だ。
