『原神』Ver.4.0アプデで聖遺物の所持上限が約2年ぶりに引き上げへ。8種類の聖遺物廻聖対象も追加
HoYoverseは8月2日、『原神』の最新情報を公開した。公式サイトやHoYoLAB内で公開された開発チームQ&Aによると、Ver.4.0では聖遺物の所持上限が1800にアップ。聖遺物廻聖の対象に新たな聖遺物が追加されるなど、聖遺物関連の機能に手が入れられるようだ。
『原神』は、HoYoverseブランドから天界されているオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワットだ。主人公の旅人は、あるきっかけからテイワットを訪問。相棒であるパイモンと共に、7つの国を巡る冒険を繰り広げている。Ver.3.8時点において、ゲーム内ではモンド/璃月/稲妻/スメールの4地域が存在している。またVer,4.0で旅人は、正義の国「フォンテーヌ」へ旅立つという。水域が広がるフォンテーヌでは、旅人は異海源水の祝福を得て、自由に水中を潜れるそうだ。
今回公開された開発チームQ&AではアップデートVer.4.0の調整内容から、聖遺物関連の変更が明らかになった。聖遺物所持上限がアップするほか、聖遺物廻聖の対象に8種類の聖遺物セットが追加される。バッグの処理機能も改善されるという。
まず聖遺物の所持上限については、現在の1500から1800へ上限が解放される。『原神』において、プレイヤーはレベルアップや武器の強化、天賦のレベルアップや命ノ星座の解放など、さまざまな方法でキャラクターを強化していく。聖遺物はそんなキャラクターの強化手段の一つであり、キャラクターのステータスを底上げできる装備品だ。各キャラクターは、装備部位の異なる5種類の聖遺物を装備可能。テイワット各地の祈聖秘境をプレイすると、各秘境に対応した聖遺物セットの聖遺物を入手できる。聖遺物には、ランダムなメイン/サブステータスが設定されており、入手する度に性能が異なるため、キャラクターをより強くしたいプレイヤーは何度も秘境を周回することになる。装備中の聖遺物や厳選中に入手した聖遺物によって、所持枠がいっぱいになり、整理に悩まされる旅人も少なくないだろう。
そんな聖遺物の所持上限は、2021年10月配信のVer.2.2にて1500へ引き上げられていた。しかし以降のアップデートにより、新聖遺物セットが多数登場。新キャラクターの実装もあり、聖遺物の所持枠は圧迫され続けてきた。今回のアップデートでは、約2年ぶりに所持上限が解放されて、聖遺物を厳選しやすくなるわけだ。
聖遺物廻聖では、対象へ新たな聖遺物セットが追加される。新たに登場するのは、千岩牢固/蒼白の炎/追憶のしめ縄/絶縁の旗印/華館夢醒形骸記/海染硨磲/辰砂往生録/来歆の余響の8種類だ。聖遺物廻聖は、合成台内のメニューを通じて、手持ちの聖遺物を対象の聖遺物へ変換できる機能だ。前回のVer.3.0での追加に続いて、Ver.4.0でも合成先が追加されることで、合計22種類の聖遺物セットが合成可能になる。またVer.4.0では、バッグの聖遺物の処理機能が改善され、星4聖遺物のクイック選択が可能になる。
聖遺物関連では、開発チームはほかにも改善案を検討しているという。具体的には、聖遺物のロック機能と聖遺物の装備体験の改善が検討中。残したい聖遺物をより快適にロックできる機能や、より迅速に聖遺物を選択できるような機能が考えられているようだ。今後の改善にも期待したい。
またVer.4.0の内容としては、いわゆるシーズンパス相当の紀行Lv30で選べる武器が10種類に増加。七聖召喚の観戦機能追加や、PC/PlayStation 4/PlayStation 5におけるジャイロ機能のサポートなども実施される。そのほかVer.4.0リリース後は、モンドの魔神任務が完了していると、スメールのファラクケルトの園にあるワープポイントが解放される。旅人は、同ワープポイントからフォンテーヌの近くまで素早く移動できるという。魔神任務第三章・第六幕「カリベルト」のクリアが推奨されているほか、あわせて階層別マップ機能も登場するそうだ。
『原神』は、PS4/PS5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。