画面ループ&回転パズルアクション『LOOP LOOP ROOM』7月31日配信へ。“分裂”を駆使するスライムが仕掛けだらけのステージを攻略

 

国内の同人ゲームサークル・ですのや☆は、『LOOP LOOP ROOM』を7月31日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込600円。Steamのストアページ上では、体験版も公開されている。


『LOOP LOOP ROOM』は、ループするステージを画面を動かして攻略する、ステージ制のアクションパズルゲームである。本作でプレイヤーは、主人公のスライムくんを操作し、各ステージ内で星を集めていく。スライムくんのアクションとしては移動やジャンプに加えて、分裂の生成と回収が可能。分裂は、操作や星の取得はできないが、重さがありステージ内のオブジェクトに干渉できる。

また各ステージ内には、画面を動かすギミックを含めて、さまざまな仕掛けが用意されている。本作のステージは基本的に固定画面となっており、キャラクターの位置にあわせて画面がスクロールしない。画面の端同士も繋がっておらず、端から端への移動もできない仕組みとなっている。しかし、ギミックを作動させるとカメラが移動する。たとえば矢印の書かれたパネルにふれると、画面が矢印の方向へスクロール。画面が上に向かって移動した場合には、画面上へ消えた足場が下から登場するなど、ステージがループするようなシステムが採用されている。本作では、各ステージ内のギミックやスライムくんのアクションを活用し、動かすとループするステージを攻略していくのだ。



ステージ内のギミックとしては、決まった方向への画面のスクロールや、90度/180度の画面回転、感圧式のスイッチやモノが触れるとON/OFFが切り替わるスイッチ、スライムが触れると矢印方向へ加速する仕掛けなどが用意されている。各ステージは短いものの、100種類以上のステージが存在。ストーリーなどは用意されておらず、異なる仕掛けの待ち受けるレトロな雰囲気のステージへひたすら挑戦していく。スライムくんのアクションを駆使して、ギミックの使い方や手順を考えるパズルが繰り広げられている。


本作を手がけているのは、ですNO氏による国内の同人ゲームサークル・ですのや☆だ。過去作としては、2Dアクションゲーム『不思議な夢の海のとばり』やパズルゲーム『Reverse x Reverse』など多数の作品をリリース。直近ではカバンを整理するローグライクアクション『リズとルカのマホウのカバン』が2022年8月にリリースされた。

本作においては、ひたすらステージをクリアするシンプルなゲームになっているとのこと。Steamストアページ公開時のですNO氏のコメントによれば、「ひたすら俺の作ったステージを遊んでくれー!という趣味全開のゲーム」であるそうだ。また本作では、Steamのストアページや公式サイトで体験版が公開中。体験版では、4Wまでのステージがプレイ可能となっている。


LOOP LOOP ROOM』は、PC(Steam)向けに7月31日配信予定。通常価格は税込600円となる。また本作は、7月30日開催のイベント「東京ゲームダンジョン3」と、8月13日の「コミックマーケット102(2日目)」に参加予定。両イベントでは、PC版の頒布などが予定されているようだ。