『ディアブロ4』最新アプデで「プレミアムバトルパスうっかり購入」問題が改善される。“ファンシーカラー熊さん”も直る
Blizzard Entertainmentは7月27日、『ディアブロ4』向けアップデートパッチ1.1.0cを配信開始した。同パッチではさまざまなバグに修正がなされたほか、「プレミアムバトルパスが意図せず購入されていた問題」について改善が実施されている。
『ディアブロ4』は、人気ハクスラARPGシリーズ『ディアブロ』の最新作だ。本作の舞台は前作『ディアブロ III』から数十年後となる。ゲームプレイやグラフィックを大幅にパワーアップし、140以上のダンジョンなどを実装。過去作の魅力を踏襲しつつ、豊富なキャラクターカスタマイズや、さまざまなゲームプレイ要素を盛り込んで新たな冒険が描かれる。本作では7月21日よりシーズン1「災厄のマリグナント」が開始。本日配信のパッチ1.1.0cは、その後最初の本格的なアップデートとなっている。
今回のパッチでは、不具合修正やQoL(遊びやすさ)関連の変更がメインに実装されている。まず修正された不具合としては、シーズン・ジャーニー目標の「陰惨なる報酬」について、課題となる箱を「落として拾って」の繰り返しのみでクリアできる現象が修正。本来10個拾う必要があるアイテムが、1個を使い回せば済む状態だったわけだ。また、ドルイドの人熊と人狼の毛皮が特定状況下で明るくなりすぎていた不具合が修正された。毛皮の色合いについてはユーザーの間にて若干の話題にもなっており、以下のReddit投稿でその妙にファンシーなぬいぐるみめいた色合いが確認できる。
そしてQoL向上の注目ポイントとしては、プレミアムバトルパスの「操作ミスで即購入事故」問題に改善がなされた。というのも、シーズン画面を開いた際にカーソルがプレミアムバトルパスを有効化するボタンにあわさっており、うっかり間違えて決定ボタンを押すと確認もなくプレミアムバトルパスが“意図せず購入”されてしまうことが報告されていた。
この現象はコンソール版プレイヤー中心に報告されており、海外ストリーマーのRurikhan氏なども上述のツイート動画のように投稿。悪意あるデザインとの指摘や、改善を求める声があがっており、開発側も初期カーソル位置の変更といった改善をすると伝えていた。今回のパッチではカーソル位置変更のほか、購入確認画面がはさまるようになり、“事故発生”の可能性が減じられた。ほかにも「マリグナントの心臓」の力である「昂ずる風」がクールダウン無視で自動発動していた不具合なども修正。ほかにも調整が加えられているため、詳細はパッチノートページで確認してほしい。
なお、今後配信予定のパッチ1.1.1では、バーバリアンおよびソーサラーの強化などが実施予定。パッチ配信に先駆けて、その内容などを開発陣が伝える番組「Campfire Chat」が放送予定だ。日本時間7月29日午前3時より、公式Twitch/YouTubeチャンネルにて放送される。
『ディアブロ4』は、PC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。