『ディアブロ4』シーズン1新衣装は「お尻が出る」として注目集まる。確かに出る
『ディアブロ4』にて、シーズン1で追加されたある衣装について、特定条件キャラが身につけると「お尻が出てしまう」との報告があがっている。そこで弊誌は、お尻が出てしまう状況について確かめた。なお、本稿にはお尻などの画像が含まれるため、留意してほしい。
『ディアブロ4』は、人気ハクスラARPGシリーズ『ディアブロ』の最新作だ。本作の舞台は前作『ディアブロ III』から数十年後となる。ゲームプレイやグラフィックを大幅にパワーアップし、140以上のダンジョンなどを実装。過去作の魅力を踏襲しつつ、ゲームプレイ要素も盛り込んで新たな冒険が描かれる。本作では7月21日よりシーズン1「災厄のマリグナント」が開幕。新要素や多数コスメティックアイテムが登場している。
そして現在、そうしたコスメティックアイテムのひとつにより、「特定クラスキャラモデルの臀部、すなわちお尻が際どいレベルまで出てしまう」との報告があげられている。お尻を出してしまう衣装は、今季シーズンパスの無料入手アイテムとなっている「職人のチュニック」だ。
「職人のチュニック」は、デフォルトでは鮮やかな赤いカラーリング。丁寧になめされた本革のような質感で、高級感のある控えめな光沢とともに、たしかな技術力に裏打ちされた微細なパターンを呈している。まさに職人の優れた技術、クラフトマンシップを感じる仕上がりのスキンだ。『ディアブロ4』のグラフィック・質感へのこだわりも感じさせる。ただし、この服でお尻が出てしまうのである。
職人のチュニックを着るとお尻が出てしまうのは、ローグだ。それも、女性型モデルを選択したローグのみ、お尻が出てしまうという。この現象はRedditの同作コミュニティに報告スレッド(リンク先にお尻の画像があるため注意)が立てられており、多くのユーザーの注目が寄せられている。弊誌でも検証したところ、たしかにお尻が出てしまう現象が確認できた。ほかの装備と見比べるとあからさまに丈が短く、採寸を間違えたような状態だ。しかし、何より気になるのは「男性型モデルや別クラスなど、ほかの条件でもお尻は出るのか」という点である。
まず、男性型モデルのローグについては、残念ながらお尻は出なかった。女性型モデルと同様の条件でチュニックだけを装備すると、ぴっちりした下着を履き込んだ状態になる。素肌のお尻こそ出ないものの、丈が足りていない印象は女性型モデルと同様だ。また、はみ出した部分は何となく立派なフォルムとなっている。どう受け取るかは、プレイヤー次第だろう。
なお、さまざまな衣装にて検証したところ、「なぜお尻が出てしまうのか」を説明できそうな仕様が見られた。本作では、プレイヤーキャラの基礎モデルに「下着」が設定されているようだ。しかし本作の仕様上、全装備を外した“全裸状態”では、下着の上に粗末な腰布などを巻いた最低限の衣服が適用され、下着は隠れる。しかし、胴防具を装着するとそうした衣服は取り払われるのだ。
そして、職人のチュニックの丈は短い。通常の胴防具では布地などで隠れるはずの下着や尻が、うっかりはみ出してしまうわけだ。なお、職人のチュニックのほかにも丈が足りていない胴防具はあり、ものによってはあからさまに丸出しとなる。今回チュニックに注目が寄せられたのは、絶妙な丈が醸し出す“うっかり出てしまった感”もあるかもしれない。
なお、別クラスとしてはバーバリアンについても、男性型/女性型モデルにて検証した。こちらでは、そもそもチュニックにしっかりとした腰布が備わっており、うっかり尻が出るなどの現象は発生しなかった。それ以上は検証の時間をもてなかったため、ほかのクラスがどのように職人のチュニックを着こなすか、尻が出てしまうかどうかは、読者の皆様の手で確かめてほしい。
『ディアブロ4』は、PC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。シーズン1「災厄のマリグナント」が開幕している。「職人のチュニック」は、バトルパス第2段階にて、無料で入手可能だ。