突き刺し科学+アクション『ツキササリーナ』7月25日配信へ。社会不適合者な天才教授と過ごす、イカ実験の日々

国内のゲーム制作スタジオ超OK(veryOK)は7月19日、『ツキササリーナ』を7月25日に配信開始すると発表した。本作は対戦型アクション要素のあるドタバタ科学ADVである。

国内のゲーム制作スタジオ超OK(veryOK)は7月19日、『ツキササリーナ』を7月25日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表に合わせてトレイラーが公開されている。


『ツキササリーナ』は、尖った頭で相手を突き刺す対戦型アクションと、社会不適合者な教授との研究生活を描くドタバタ科学ADVである。本作の舞台は、トーキョー島ワンガン地方にある大学の研究室。メインキャラクターのシイカ教授は同研究室で生物学を研究している、天才かつ超ド級の社会不適合者だ。本作で主人公は、シイカ教授に新しく着任した助手として出会う。しかし勤務初日に、研究室が崖っぷちにあることが発覚。主人公は、来月なくなってしまうという研究室の閉鎖を防ぐため奮闘していく。メールを1か月くらいは見ていないというダメなシイカ教授と、正体不明の研究対象イカちゃんに振り回される、ドタバタ研究生活が描かれる。



主人公と社会不適合者なシイカ教授の日々は、アドベンチャーゲームとして描かれるようだ。テキストや研究室の背景、シイカ教授の立ち絵などと共に、物語が進行していくのだろう。また本作では、正体不明のイカちゃんを研究する実験パートがアクションゲームとなっている。正体不明ながら、研究対象のイカちゃんの頭は尖っており、相手に突き刺さる性質をもつ。実験パートでは、プレイヤーがイカちゃんを操作。ジャンプによって水中へ潜り、対戦相手のイカちゃんを下から突き刺せば勝利となる。本作では、イカちゃん同士で戦う実験パートを交えながら、シイカ教授との研究生活が描かれていくわけだ。要素としては、実験パートはローカルマルチプレイに対応。ゲームパッドを用意すると2人対戦ができるそうだ。


本作を手がけているのは、クルステ氏による国内のゲーム制作スタジオ超OKだ。過去作としては、音楽格闘ゲーム『PHRASEFIGHT』やRPG『オヤシロ物語』をリリース。『カクカク怪盗』『ミューコクっ!? 』といった作品もブラウザ向けに公開している。本作『ツキササリーナ』においては、2019年11月時点では、1対1の対戦アクションゲームとして2020年春のリリースが予定されていた。その後イベントへの出展やアドベンチャー要素の追加などを経て、開発が進められてきたようだ。


『ツキササリーナ』はPC(Steam)向けに、7月25日配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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