受刑者サバイバル生活シム『Prison Survival: Architect of Crime Simulator』発表。模範囚を演じつつ、密かにクラフト・ドラッグ密売・賄賂取引で地位を築け
パブリッシャーのPlayWayは7月17日、Baked Gamesが手がける『Prison Survival: Architect of Crime Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は同スタジオが過去に手がけ、Steamユーザーレビューにて高い評価を獲得した『Prison Simulator』の続編となる。
『Prison Survival: Architect of Crime Simulator』は、受刑者シミュ―レーターだ。プレイヤーは受刑者となり、刑務所での生活を過ごすこととなる。刑務所での刑務作業に従事しつつ、裏では盗みやドラッグの売買、刑務官との賄賂取引などをおこなう。また時にはギャングに属して味方を作り、暴動を始めることも可能。監視カメラや人の目を掻い潜り、表面上は刑期を模範的にまっとうしながら、裏では刑務所内での地位を築いていくことを目的とするわけだ。なお、本作ではタトゥーによるコスメティック要素も存在。身体に自分好みのタトゥーを入れた受刑者を作成・プレイすることが可能となっている。
本作での刑務作業はクラフトによる製品加工や厨房での調理作業、部屋の清掃などが存在。また刑務作業中は、刑務官の目を盗んで作業道具を入手する機会もある。あとから使用できそうなアイテムを、ひっそりと懐に潜ませることができるようだ。プレイヤーは盗んだ道具やドラッグを、ベッドの下などに隠したりすることも可能。刑務官の監視の目を掻い潜りながら、着々とゲームを有利に進めるアイテムを蓄えていく。
『Prison Survival: Architect of Crime Simulator』では味方作りも重要な要素となってくるようだ。本作においては刑務官と取引も可能。刑務官との賄賂で、違法行為もある程度は見逃してくれるようになるのかもしれない。また、本作にはギャングなどのチーム的要素も存在。プレイヤーはギャングに属することで、刑務所内での地位を盤石にしていくこともできるようだ。刑務官とほかの受刑者たちとの関係を両立しながら、刑務所内で上手く立ち回っていくことが必要となるのだろう。
本作を手がけるBaked Gamesは、過去にも刑務所を舞台とするゲームである『Prison Simulator』を手がけたインディースタジオだ。『Prison Survival: Architect of Crime Simulator』は『Prison Simulator』の続編となる作品とのこと。前作『Prison Simulator』は受刑者ではなく、刑務所で働く「刑務官」としての生活を描くシミュレーターとなっている。同作には、本稿執筆時点で1587件のSteamユーザーレビューが寄せられ、そのうち87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。高評価を受けた「刑務官」シミュレーターを手がけたデベロッパーが、今度は「受刑者」としての生活を描くわけだ。前作で培われた世界観やゲーム性を、今作でも期待できそうだ。
『Prison Survival: Architect of Crime Simulator』は、PC(Steam)向けに発売予定。受刑者ライフを満喫し、刑務所でギャングの王として地位を築きたいひとは、本作をウィッシュリストに加えてみてはどうだろうか。