ドラムスティックしばきまくりローグライト『メタヴォイダル』正式発表。怒れるメタルドラマー、呪われた世界で何でもかんでもぶっ叩く
パブリッシャーのAstrolabe Gamesは7月14日、ローグライトゲーム『メタヴォイダル』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)、およびコンソール向けにもリリース予定。発売日は未定となっている。
『メタヴォイダル』は、ヘヴィメタルの要素を盛り込んだローグライトゲーム。主人公は、メタルバンドのオーディションに落選したドラマーだ。ふと気が付くと、世界は呪われ、メタルバンドによって支配され腐敗が広がっていた。世界にはイカれたバンドファンたちが無数に蔓延り、主人公に襲いかかる。プレイヤーはドラマーとしてドラムスティックを武器に、この呪いを終わらせるためにバンドメンバーたちを倒していく。
本作はローグライトゲームと謳われており、邪悪な地下墓地や薄暗い聖堂を探索していく。フロアごとにレコードが置かれており、そのレコードがカギとなって次のフロアへと移動できる。また、フロアをクリアするたび、レコードの力を3種から選択して獲得し、キャラを強化できる。フロアを攻略するごとに強くなるドラムさばきを味わえるだろう。
また、危険なファンたちは(なぜか)ギターピックを持ち歩いており、ファンを倒すとギターピックが手に入る。手に入れたギターピックは露店にてプレイヤーを強化できるリソースとなる。アップグレードには、プレイヤーの足を早くしたり、投げる用のドラムスティックの本数を増やしたりとさまざまな種類のものが用意されており、幅広く能力を強化できるようだ。
フロアを攻略していくと立ちはだかるのが、メタルバンドのメンバーたち。各ステージにはそれぞれメタルバンドのメンバーがボスとして送り込まれており、“ソロ対決”をすることとなる。ヴォーカルやギターなど、バンドメンバーはパートごとに突出した能力をもっており、戦い方も独特。ボスごとに違った攻略法を求められそうだ。
メタルやバンドにちなんだ音楽ネタが多く含まれている『メタヴォイダル』を手がけるのは、南アフリカのケープタウンに拠点を置くYellow Lab Gamesだ。1人のチームメンバーの「ゲームを作りたい」という夢から発足したスタジオで、『メタヴォイダル』は彼らの処女作としてリリースされる模様。公式YouTubeチャンネルには開発中のゲームプレイ映像が投稿されているので、気になった人はチェックしてみるのもよいだろう。
『メタヴォイダル』は、PC(Steam)およびコンソール機向けに発売予定。発売時期は未定となっている。