フリューは7月13日、『クライマキナ/CRYMACHINA』の体験版をコンソール向けに公開した。PlayStation Storeおよびニンテンドーeショップよりダウンロード可能。ゲーム序盤がプレイ可能となっており、セーブデータは製品版へ引き継ぎ可能とされている。
『クライマキナ/CRYMACHINA』は、機械の少女たちが「本物の人間」になるため戦う、アクションRPGである。本作の舞台は、謎の奇病のまん延により、人類が滅亡した世界だ。21世紀に人類が滅びたあと、宇宙空間に広がる播種構造体エデンでは、人類が遺した自己進化機械である神機たちが、人類再生を目標に稼働し続けていた。しかしある時、8機の神機のうち神機統括を担う第一神機プロパトールが突如ロスト。エデンでは、統括者の不在により神機同士の争いが始まるのだった。
メインキャラクターであるレーベン・ディステルは、21世紀に謎の奇病で死んだ少女の人格データだ。本作でレーベンは、精神再生を担う第八神機エノアによって精神と身体を機械で再現され、2000年後の未来に迎えられる。またレーベンも含めた機械の少女たちは、機械たちにとっての神である「本物の人間」だと認められることで、争いを止めて生き残ろうとする。機械の少女たちによる、戦いと愛の物語が描かれていく。
ゲームシステムとしては、プレイヤーは3人のキャラクターをステージごとに切り替えながら戦闘を展開。近接/遠距離攻撃によるコンボやジャスト回避、カウンターなどを用いて攻防を演じていくようだ。要素としては、自我を強化する「EGO」や集めると本物の人間になれるという「E×P(イー・クロス・ピー)」の振り分けで能力値が強化可能。兵装「眷属機」は、カスタマイズによって戦略にあわせたスキルやステータスに調整できるという。
今回配信された体験版では、『クライマキナ/CRYMACHINA』の序盤がプレイできるという。プレスリリースによると、世界観やキャラクターたちの関係性がわかるほか、アクションバトルの一端がプレイできるとのこと。ゲーム序盤のストーリーと、基本的なシステムやアクションなどが確認できるのだろう。体験版はPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch向けに、PS Storeおよびニンテンドーeショップからダウンロード可能。製品版への引き継ぎも可能とされている。
そのほか本作関連の情報としては、7月12日に本作の動画配信および静止画投稿のガイドラインが公開されている。本作のゲームからキャプチャーした映像は、個人使用の目的に限り、ガイドラインの範囲内で使用できる。YouTubeやTwitterなどでの攻略/紹介/実況/解説動画投稿が可能とのこと。ただしシナリオの重要な部分などのネタバレを含む場合は、ネタバレがあることを示すなどの配慮が求められている。また動画配信に際しては、著作権表示も必要となるそうだ。詳しくは公式サイト内のガイドラインページを確認してほしい。
『クライマキナ/CRYMACHINA』体験版は、PS Storeおよびニンテンドーeショップにて配信中だ。また『クライマキナ/CRYMACHINA』は、PS4/PS5/Nintendo Switch向けに7月27日発売予定。通常価格は、パッケージ版が税込8778円、ダウンロード版が税込8470円。パッケージ版にはスペシャルサウンドトラックアルバムCDなどの特典が付属。ダウンロード版をPS Storeで予約した場合には、7月24日0時から72時間の先行プレイも可能となっている。そのほか本作のPC(Steam)版は、2023年10月25日に発売予定だ。