『ディアブロ4』最新アプデでユニーク・アイテム入手チャンスが増える。シーズン1「厄災のマリグナント」情報も発信

 

Blizzard Entertainmentは日本時間7月7日、『ディアブロ4』向けアップデートパッチ1.0.4を配信し、パッチノートを公開した。同アップデートは不具合修正を中心としつつ、ゲームプレイの調整が実施されている。また、シーズン1「厄災のマリグナント」についても現地時間7月20日からの開催や、詳細情報が明かされている。


『ディアブロ4』は、人気ハクスラARPGシリーズ『ディアブロ』の最新作だ。本作の舞台は前作『ディアブロ III』から数十年後となる。ゲームプレイやグラフィックを大幅にパワーアップし、140以上のダンジョンなどを実装。過去作の魅力を踏襲しつつ、豊富なキャラクターカスタマイズや、さまざまなゲームプレイ要素を盛り込んで新たな冒険が描かれる。

本日配信されたパッチ1.0.4は、多数不具合の修正がメインとなっている。ソーサラーのフローズンオーブ(強化)のダメージ増幅効果が正しく適用されていなかった問題の修正や、「大嵐」の修飾辞をもつ敵がプレイヤーの無効状態に関係なくダメージを与えてきた不具合などが修正。主にプレイヤーの不利益に繋がるような不具合が、多岐にわたって修正されている。また、全プラットフォームでゲームのパフォーマンスおよび、ビジュアルの改良が実施されているという。

そしてゲームプレイの調整としては、ヘルタイドの宝箱からユニーク・アイテムがドロップするようになった。ユニークアイテムの入手チャンスがひとつ増えたわけだ。また、ボスであるヴェナード、ブロル、サイラークの体力およびダメージ能力が下方修正された。そして加工用素材の上限も増加。9999から99999と、所持上限が約10倍になった。素材がパンパンになっていたプレイヤーにとってありがたい変更だろう。そのほかの詳細はパッチノートを参照してほしい。

なお、『ディアブロ4』についてはパッチ配信と時を同じくして、今後の運営スケジュールなどを伝える「開発者アップデート」も配信されていた(上述の動画)。こちらでは、本作のシーズン1「厄災のマリグナント」についての詳細が公開。同シーズンが太平洋夏時間(PDT)7月20日から開始されることなどが明かされた。新シーズンでは、CormondなるNPCと協力して「Malignant Monsters」と呼ばれる新たな脅威に立ち向かっていくことになるようだ。

プレイヤーはMalignant Monstersを倒し、儀式を完遂することでMalignant Heartと呼ばれるアイテムを入手可能。これは宝石のようにソケットに挿入できるアイテムとなるとのことで、ビルドに変化をもたらすような性能をもつようだ。シーズン1においては、4カテゴリーに分けて32種類が実装予定とのこと。

なお、シーズンの仕組みについても詳細が説明されており、過去作のようにシーズンごとに新しいキャラクターを作り、各プレイヤーが一斉に0からのスタートを切る仕組みとなるという。また、シーズンへの参加にはキャンペーンモードをクリアしておく必要がある。

そして、シーズンでの新キャラ作成時にはキャンペーンモードを1からやり直す必要はなく、マウントについても初期から解禁。リリスの祭壇やマップの解放状況も引き継がれるようだ。シーズン終了時には、シーズンキャラクターは定常キャラに変換される。ただし、Malignant Heartといったシーズン限定要素にはアクセスできなくなるそうだ。そのほかの詳細は、シーズン告知ページ(英語)を確認してほしい。

ディアブロ4』は、PC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。