忍者跳びローグライトアクション『Ninja or Die: Shadow of the Sun』8月3日配信へ。厄災で変貌した江戸にて、忍者が跳ねて敵を倒す
国内のNao GamesおよびMarvelous Europeは7月6日、『Ninja or Die: Shadow of the Sun』を8月2日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamなどではデモ版も公開中となっている。なおSteamストアページ表記によると、日本時間では8月3日にリリース予定。
『Ninja or Die: Shadow of the Sun』は、忍者がジャンプで死に抗う、ローグライト2Dアクションゲームである。本作の舞台は、大いなる厄災の渦中にある安政5年の江戸。主人公は、ただのスリに過ぎなかった人物だ。ある日、小さな犯罪しか起きなかった一帯が、厄災によって狂乱の世界へと変貌。主人公自身も凄まじい力を獲得し、忍者へと生まれ変わる。何者かの手によって混沌の中へ引きずり込まれた主人公は、最悪の事態を免れるために戦うことになる。江戸の中枢を舞台とした天変地異の中の戦いが描かれていく。
忍者となった主人公は、主にジャンプを使用して空から降ってくる暗殺者や俊敏な敵たちと戦っていく。本作では、多くのアクションがジャンプへ集約されている。アクションゲームにおける動作のうち、本作には歩き/走り/通常攻撃/ローリング/バックステップといったアクションが存在していない。代わりに、主人公は無敵効果付きの高速なジャンプが可能。ジャンプは、チャージによって強弱が調整できるほか、ジャンプ中に敵へ接触するとダメージも与えられる。本作でプレイヤーは、多くのアクションが集約された無敵効果付きの跳躍によって、ステージを踏破し、ボスを打倒していくわけだ。短距離の移動や微調整こそ難しいものの、予測表示や壁への張り付きなどによって、直感的に操作できる点も特徴だろう。
また本作では、道中でさまざまなアイテムが獲得できる。アイテムとしては、主人公のステータスや能力を強化する装備品「魂」や、敵に状態異常などを付与する巻物、回復アイテムなどが存在。クナイや手裏剣といった使い捨ての遠距離武器も用意されている。レベルを上げつつアイテムを活用してステージを進んでいくのだ。
そのほか本作には、恒久的な強化が存在。拠点の村にある闇医者や両替屋に対して、お金や助けた村人を消費することで、戦いが楽になっていく。忍者以外の操作キャラクターとして、遠距離攻撃が得意な芸者や力で相手を圧倒する武者、陰陽師なども登場するようだ。
本作を手がけているのは、国内の開発者なお(Nao)氏によるNao Gamesだ。なお氏のTwitterプロフィールによると、同氏は17年間ゲーム会社に勤務していたという。2020年12月に独立し、本作の制作をスタート。イベントへの参加などを経て、開発が進められてきたようだ。また本作では、Steamおよび公式サイト上などから体験版がプレイ可能となっている。
『Ninja or Die: Shadow of the Sun』は、PC(Steam)向けに8月3日リリース予定だ。