『テラリア』新大型アプデでは「芝刈り機を使う恐竜」が登場。“へんてこアクセサリー”などユニークな新要素お披露目

 
Image Credit: ChippyGaming on YouTube

Re-Logicの開発者たちが、『テラリア』公式フォーラム上で次回大型アップデート1.4.5の情報を少しずつ明かしている。可愛いカエルモチーフのアクセサリーや、“芝刈り機を扱う恐竜”などが披露されている。


『テラリア』は、破壊/設置可能なブロックで構築された世界を舞台にした、サンドボックス型の2Dアクションゲーム。PCだけでなく、コンソールやモバイル向けにも配信されている。プレイヤーは目に見えるオブジェクトのほとんどを破壊可能。地表にある木を斧で伐採したり、地面を掘り進み石をツルハシで破壊したりしながら、探索を進めていく。手に入れた物資を活用して、家や拠点を作ったり、施設を使って装備やアイテムを作成したりすることも可能だ。また、クラフトだけでなく充実した戦闘要素も本作の持ち味である。

本作は2011年にリリースされたタイトルだ。これまで数々のアップデートを重ね、ボリュームを増し続けてきた。2020年には、最終アップデートとして大型アップデート1.4「Journey’s End」を配信。しかしその後もアップデートが繰り返されてきた。昨年9月には1.4.4アップデート「Labor of Love」が配信開始。11月には1.4.5アップデートが2023年内に配信予定であると発表された。

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今回、本作公式フォーラム上では開発者により1.4.5アップデートについての情報が少しずつ披露されている。というのも、Re-Logicの設立者であるRedigitことAndrew Spinks氏がTwitterから公式フォーラムに主なファン交流の場を移し、活発にやり取りをおこなっているのだ。同氏はまずフォーラム上で「みんなが集まってくれたので(1.4.5アップデートの)ネタバレを投稿しなきゃ」と宣言。手始めにアクセサリー系アイテムと見られる一風変わった指輪の画像を投稿した。


Redigit氏が投稿したのは、可愛いカエルの顔が付いた指輪あるいはブレスレットのようなアイテム。装備時の効果やアイテム名は不明ながら、ユニークな性能を備えているのかもしれない。ちなみに同氏はこのアイテムを「ヘンテコな物(weird thing)」と表現している。

Redigit氏のほかのスタッフも1.4.5アップデートの“ネタバレ”と見られる投稿しており、Grox The GreatことCharles Hanrahan氏は「芝刈り機を操作する恐竜」を紹介。ヴェロキラプトルが赤い芝刈り機を軽快に操作し、翼竜によって連れ去られていくgifが投稿されている。ちなみに『テラリア』専門YouTuberであるChippyGaming氏によると、これはRedigit氏の息子によるアイデアだという。


そのほか本稿執筆時点で公式フォーラム上では、“実装されなそうな要素”についても明かされている。あるユーザーがフォーラム上で、Redigit氏の妻でありRe-Logicのバイスプレジデントや本作ゲームデザイナーなどを務めるCenxことWhitney Spinks氏についての質問を投稿。ユーザーはこれまでCenx氏をもっとも困らせた提案は、「poo block(うんちブロック)」以外で何であったかを訊いている。これに対してRedigit氏は「electric chair(電気椅子)」を追加したかった(けどできなかった)と返答。村人向けの処刑部屋なども実装したかったそうだが、Cenx氏に“病的すぎる(too morbid)”と一蹴されたそうだ。

公式フォーラム上では本稿執筆時点でもRedigit氏らがユーザーの投稿に返答したり、いいねを付けたりして積極的な交流を続けている。コメントから新要素のインスピレーションを得ている様子も見られ、1.4.5アップデートはユーザーのアイデアや要望がさらに盛り込まれた内容となるかもしれない。同アップデートの続報を楽しみにしておこう。

『テラリア』はPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch/iOS/Androidおよび海外Xbox Oneなどに向け配信中だ。