マルチエンド2Dアクション『Trolley』7月14日発売へ。“寂れゆく架空MMORPG”の世界、謎のNPCとの出会いから始まる決断の物語

YOSHIDA Game Studiosは7月4日、『Trolley』を7月14日にリリースすると発表した。2DMMORPG風の世界で奇妙なNPCと出会う、マルチエンド採用の2Dアクションゲームである。

国内のYOSHIDA Game Studiosは7月4日、『Trolley』を7月14日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は498円。Steamのストアページが公開されている。


『Trolley』は、2DMMORPG風の世界で奇妙なNPCと出会う、マルチエンド採用の2Dアクションゲームである。本作の舞台は、MMORPG「トロリーオンライン」が10年前にサービス開始された世界。「トロリーオンライン」はかつて世界的な人気を誇っていたが、現在は3Dの超美麗MMORPGの台頭や頻繁に発生するバグもあり、多くのプレイヤーが新しいMMO作品へと移住していた。

本作の主人公は「トロリーオンライン」にハマり過ぎ、不登校になった男子高校生だ。「トロリーオンライン」の最上位プレイヤーとなった彼は、現在の状態がよくないと頭では理解しつつもゲームを続けていた。しかし、ある日ゲーム内で奇妙なNPCハート・エミリアと遭遇。彼女との出会いが思いもよらぬ事態へ繋がっていく。ゲームにのめり込んで不登校になった主人公と、不思議なゲーム内NPCたちによる決断の物語が描かれるという。


主人公のゲーム内での冒険は、2DアクションRPGとして展開されるようだ。本作でプレイヤーは、各ステージで敵と戦いながら、謎を解くことになる。動画内では、キングスライム/クリムゾン/セキュリティといった巨大な敵が登場している。また主人公のアクションとしては、ジャンプや攻撃、回避などが存在。さらに本作ではジャスト回避に成功すると、大ダメージが与えられるという。ゲームをやり込んでいる主人公らしい大ダメージを叩き出し、敵と戦いを繰り広げていくのだろう。

そのほか本作には、マルチエンディングが採用。主人公の選択によってエンディングが変化するという。プレスリリースによると、プレイ時間は1時間程度とされている。


本作を手がけているのは、国内の制作チームYOSHIDA Game Studiosだ。メンバーとしては、にぴー氏などが関わっているという。また本作は、8月27日に神奈川県横浜市で開催予定のイベント「横浜ゲームダンジョン」へ参加予定。同イベントでは、デモ版が用意されているそうだ。


『Trolley』はPC(Steam)向けに、通常価格498円で7月14日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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