「13日の金曜日」対戦ホラー『Friday the 13th: The Game』今週のアプデでアンロック要素ほぼすべて開放へ。サーバー負荷を減らすため

 

パブリッシャーのGun Mediaは7月3日、『Friday the 13th: The Game』のデータベースサーバーのアップデートを現地時間7月6日におこなうと発表した。本アップデートでは、すべてのプレイヤーに向けて、DLCを除くアンロック要素が開放される見込み。


『Friday the 13th: The Game』は、映画「13日の金曜日」をゲーム化した1対7の非対称型マルチプレイホラーゲーム。本作にてプレイヤーは伝説の殺人鬼ジェイソンと、キャンプ場を訪れた若きカウンセラーたちに分かれて対戦。ジェイソンの目的はカウンセラーたちを追い詰めて命を奪っていくこと。カウンセラーたちの目的はキャンプ場から脱出するか、時間切れまでジェイソンの追跡を逃れる、あるいはジェイソンを返り討ちにすることだ。

今回、本作に向けてデータベースサーバーのアップデートが実施されることが発表された。本アップデートではすべてのプレイヤーのレベルが150に引き上げ。さらに30種類の伝説級(Legendary)パークや、DLCを除くすべてのキルモーションが開放されるとのこと。またオフラインプレイのチャレンジにおけるスカルもすべてアンロックされるそうで、報酬であるエモートも獲得できることだろう。


アンロック要素の開放に伴って、今後プレイヤーはゲームを通してXPおよびCPを獲得しなくなるとのこと。こうしたアップデートは、データベースサーバーへの負荷を軽減する目的があるという。プレイヤーの進捗状況の処理や管理が必要なくなることで、サーバーの負荷が軽減されるわけだろう。

本作における映画「13日の金曜日」の使用ライセンスは、現地時間2023年12月31日に失効することが発表されている。同日をもって本作ディスク版およびデジタル版の販売が停止。一方でゲームを所有している場合は、少なくとも2024年12月31日までゲームをプレイ可能となる予定だ。今回のアップデートは、来年末のサービス終了に向けて運営負担を軽減する狙いがあるのだろう。

なお本作の今年末の販売停止および来年末のサービス終了が決定したことで、定価の引き下げが実施。Steamでは1520円から580円に、PS4版は2189円から770円に価格改定されている。価格の引き下げと今回のアンロック要素開放は、サービス終了までに本作を遊んでみたい新規プレイヤーにとって嬉しい要素となりそうだ。

そのほか、本作の国内PS4/Nintendo Switch版はナツメアタリが販売を担当している。海外版の販売停止を受けた日本版の対応については、今後案内されるとのことだ。なお国内Nintendo Switch版ではオンラインの接続障害が発生しているとのことで、販売が停止されて対応が進められているそうだ。


『Friday the 13th: The Game』はPC(Steam)およびPS4/Xbox One向けに発売中だ。国内Nintendo Switch版は現在販売停止中。Gun Mediaがパブリッシングを務めるSteam版については現地時間2023年12月31日に販売停止予定で、日本版については後日対応が案内される。

【UPDATE 2023/7/4 11:33】
対応プラットフォームを追記