宇宙サバイバル・サンドボックスゲーム『The Planet Crafter』大型アプデで宇宙貿易が可能に。ドローンで野菜を収穫、ロケットで宇宙から現地直送

Miju Gamesは6月28日、『The Planet Crafter』にて「Space Trading」アップデートを配信開始した。「Space Trading」アップデートは、宇宙貿易をメインに据えた内容となっている。

デベロッパーのMiju Gamesは6月28日、『The Planet Crafter』にて「Space Trading」アップデートを配信開始した。宇宙貿易をメインに据えたアップデートとなる“Space Trading”では、物資の売買を通じてしか手に入らない便利アイテムの数々が登場。新バイオームやストーリーの謎に足を踏み入れる内容や、ドローンの作物自動収穫機能の実装。またクッキングレシピの追加や、カエルを交配するための施設の登場など、惑星での暮らしを豊かにする内容となっている。

『The Planet Crafter』は、惑星のテラフォーミングをおこなうサバイバル・サンドボックスゲームだ。プレイヤーは罪により服役している囚人となり、その刑期の短縮と引き換えに惑星のテラフォーミング作業に従事することになる。舞台となる惑星は、降り立った直後は水すら存在しない荒廃とした惑星だ。プレイヤーは物資をかき集め、各種設備や装備を拡充し、テラフォーミングを試みる。テラフォーミングに成功すると、惑星はみるみる姿を変える。雷雨の発生や木々や虫の登場まで、生命が芽吹いていく過程を楽しむことができるのだ。

6月28日より配信開始となった「Space Trading」アップデートは、宇宙貿易をメインに据えた内容となっている。プレイヤーは新しく追加された宇宙貿易用のロケットを使用することで、物資と引き換えにTerra Tokenという通貨を獲得することが可能。通貨や貿易を通して新たに追加された装飾アイテムのほかに、クッキングステーションや80スロット分の大型コンテナなどが入手可能となる。

また、本アップデートからドローンの機能や利便性が向上。新機能として藻類や野菜の自動収穫が実装されている。ドローンの自動収穫によって回収されたアイテムは、宇宙貿易ロケットの積荷に乗せることもできるため、貿易を半自動化することも可能となっている。


さらに本アップデートでは、新バイオームの追加や物語の謎に踏み込むような内容も存在するとのこと。テラフォーミングの段階に応じて新バイオームの景観も大きく変わるため、経過に伴う新バイオームの変化にも注目したい。また本アップデートより、新たな生命体である「カエル」が育成可能となっている。カエルは種類が複数用意されており、交配によって色を変えるため、交配育成要素を楽しむことができるだろう。

「Space Trading」アップデートでは、ほかにもクッキングレシピが追加。魚のシチュー、ベイクド・ビーン、クッキー、ケーキ、クロワッサンなど。多種多様な食事を楽しむことができる。ほかにはクラフトレシピが細分化されるなどのバランス調整が実施されている。詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。


『The Planet Crafter』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。また、ゲーム内は日本語表示に対応している。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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