『ライザのアトリエ』のシリーズ累計出荷本数が200万本を突破。記念に特典DLCが再配信

コーエーテクモゲームスは6月27日、「秘密(『ライザのアトリエ』)」シリーズ3作品の世界累計出荷本数が200万本を突破したと発表した。「秘密」シリーズは、コーエーテクモゲームスのガストブランドより展開中の「アトリエ」シリーズ内の作品群である。

コーエーテクモゲームスは6月27日、「秘密(『ライザのアトリエ』)」シリーズ3作品の世界累計出荷本数が200万本を突破したと発表した。本シリーズの売上としては、2023年3月時点で世界累計出荷本数160万本突破が報告されていたが、新作の発売も含めて3か月で40万本伸びた形となる。また「秘密」シリーズの世界累計出荷本数200万本突破を記念して、過去に特典として配信されたDLCの再配信なども予定されている。


「秘密」シリーズは、コーエーテクモゲームスのガストブランドより展開中の「アトリエ」シリーズ内の作品群である。「秘密」シリーズの第1作『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』は、2019年に発売された錬金術RPGだ。主人公のライザリン・シュタウトは、クーケン島に住むどこにでもいるような少女。同作でライザは、錬金術と出会ったことをきっかけに、退屈な日々から抜け出して島の外への冒険していく。田舎に住む少年少女たちの、ひと夏の冒険が描かれていた。また「秘密」シリーズでは3作品を通して、錬金術士ライザの視点から彼女の成長と夏の冒険が描かれてきた。


今回の発表では、そんな「秘密」シリーズの世界累計出荷本数の200万本突破が明かされた。「秘密」シリーズの売上としては、2023年3月時点で世界累計出荷本数160万本突破が報告されていた。また2023年4月には、同年3月に発売されたシリーズ3作目『ライザのアトリエ3 〜終わりの錬金術士と秘密の鍵〜』の世界累計出荷本数30万本突破が報告されている。同作の30万本突破もあわせて、3月からの3か月間でシリーズの売上が40万本伸びたのだろう。

「秘密」シリーズでは、2021年3月時点で『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』の出荷本数100万本突破が報告されている。また記事執筆時点でSteamのユーザーレビューでは、『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』が5980件中86%の好評によりステータス「非常に好評」、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』が2378件中90%の好評によりステータス「非常に好評」、『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』が969件中92%の好評によりステータス「非常に好評」を獲得している。プレイヤーからの評価も売上に繋がっているのかもしれない。

 


「秘密」シリーズの世界累計出荷本数200万本突破を記念して、7月21日より一部過去に配信されたDLCの再配信がおこなわれる。まず『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』では、デジタルプレオーダー特典だったライザ用アクセサリー「思い出の麦わら帽子」が税込330円で再配信。早期購入特典だったサマーファッションコスチュームセットが無料配信される。同作コンソール版向けには、プレミアムボックス収録の「暁のソネット」、ガストショップ特典の先行配信衣装Tシャツ、なりきり青ぷにの3種類も無料で再配信予定だ。またリマスター版『零 ~濡鴉ノ巫女~』では、早期購入特典だった夕莉限定衣装ライザの服/ライザの帽子が再配信。『BLUE REFLECTION TIE/帝』コンソール版では、プレミアムBOX特典だった「愛央の特別衣装 ライザスタイル」が無料で再配信される。

そのほか「秘密」シリ-ズでは、シリーズ200万本突破を記念したプレゼントキャンペーンが実施中。7月5日までに対象ハッシュタグをつけてTwitter上でシリーズの魅力などをツイートすると、抽選でサイン入りグッズなどがもらえるそうだ。

「秘密」シリーズの最新作『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』は、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中。通常価格は税込8580円。Steamでは7月13日までの期間、25%オフのセールも実施されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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