リアルな“足”シム『HAELE 3D – Feet Poser Pro』デモに注目集まる。いろいろな目的で、足にこだわり自由にできる


デベロッパーのIge Olwenは6月18日、「足」を描画するソフト『HAELE 3D – Feet Poser Pro』のデモ版を、Steam向けに配信開始した。

『HAELE 3D – Feet Poser Pro』は、足を3D描画するソフトだ。本ソフトでは、リアルな「足首から先」が描画できる。シワ・血管・骨格のほか、足紋や皮膚の透明感までまで作り込まれた足を、ユーザーの好きなように調整できるのだ。ユーザーは足の関節を動かしてポーズをカスタマイズするなど、さまざまな要素を調整して理想に近い足を描画することが可能となっている。「多目的な3Dフットポーザーとカスタマイザーアプリ」とされている。絵の資料など、いろいろな目的に使えるのだろう。


機能としては、ポージングのほか、環境光やポイントライトをこまかに調整できるライティング調整もサポート。そして足自体の調整項目としては、肌の色を足の各部位ごとに繊細に調整可能。さらには、皮膚のツヤ・シワの深さ・血管などのディティールの描画具合もスライダーで調整できる。また、全体的にふっくらした足にしたり、ほっそりした足にしたりも可能。重要なのは土踏まずのアーチの深さも編集できる点だろう。土踏まずにこだわるユーザーには重要な機能だ。

なお、デモ版においては機能制限があるものの、皮膚の色・質感・土踏まずの調整やライティングなど、かなり自由度の高い足カスタムが可能となっている。


本ソフトのデモは6月18日に配信開始され、にわかに注目を集めた。PC GamerGame*Sparkといった国内外のメディアが本ソフトを紹介し、TwitterといったSNS上でも足に注目するユーザーたちが散見される。本ソフトは足のリアリティにこだわっていることもあり、資料としての活用のほか、足にこだわりをもつ人々からも好評を博しているのだろう。また、足専用シミュレーターという物珍しさもある。

『HAELE 3D』には今回デモ版が配信されたPro版のほか、Lite版も存在。こちらは、Pro版に先んじてPC(Steam/itch.io)およびAndroid向けに配信中だ。そしてPro版は6月27日より、早期アクセスとしてリリースされる予定となっている。


『HAELE 3D – Feet Poser Pro』は早期アクセス配信期間として、約1年間を見込んでいるとのこと。配信開始時点でのコンテンツとしては、本作Steamストアページで紹介されているゲームプレイ要素全般が実装済み。ユーザーのフィードバックを受けつつ、使いやすさの向上や機能のブラッシュアップが実施されていくとのこと。正式リリース時には値上げも予定されている。

『HAELE 3D – Feet Poser Pro』はPC(Steam)向けに6月27日早期アクセス配信開始予定。PC(itch.io)およびAndroid向けにも展開予定だ。なお、本作Steamストアページでは成人向けコンテンツとして「裸足が含まれる」とされている。裸足が成人向けコンテンツにあたるかは疑問かつ、裸足の登場は自明ながら、留意してほしい。

https://twitter.com/igeolwen/status/1669380731179507713

そして現在本作では、デモ版とカスタム背景をつかった足写真コンテストが開催中。当初は6月19日までが締め切りとされていたところ、現地時間26日まで締め切りが延長されている。参加者から5人に、賞品として本作のキーが贈呈されるとのこと。