豪快ガンフーFPS『Trepang2』がSteamに“非常に好評”スタートで殴り込み。超能力を駆使して特殊部隊を欺き、砕き、投げ飛ばす

Trepang Studiosは6月22日、ガンフーアクションFPS『Trepang2』をリリースした。豪快なアクションが印象的な本作は、Steamユーザーレビューでさっそく「非常に好評」ステータスを獲得している。

ゲームスタジオのTrepang Studiosは6月22日、ガンフーアクションFPS『Trepang2』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)、公式サイトによればPlayStation 5とXbox Series X|Sにも対応予定。ゲーム内は日本語インターフェイスにも対応。豪快なアクションが印象的な本作は、Steamユーザーレビューでさっそく「非常に好評」ステータスを獲得している。

『Trepang2』は一人称視点のガンフーアクションだ。主人公は過去の記憶を失った脱走兵で、超人的な能力をもった状態で目覚める。プレイヤーは過去の記憶を明らかにするため、立ちはだかる特殊部隊の脅威と立ち向かいながら、血なまぐさい戦闘に身を焦がしていくこととなる。周囲の時間の流れを遅くさせて弾丸を避けたり、クローキングによる透明化により敵の背後に忍び寄ったり。プレイヤーは複数の能力を駆使しながら、戦闘を有利に進めていくこととなる。

本作は豪快なアクションが印象的となっている。ローンチトレイラーにおいても、敵の頭部が吹き飛ぶシーンや、空に吹き飛ばした敵を銃撃でバラバラに分解するゴア表現満載のシーンを確認することができる。また血なまぐさい通路には“異形”のものたちも徘徊しており、プレイヤーは人ならざるものたちを相手取ることもあるようだ。


『Trepang2』のSteamユーザーレビューは、本稿執筆時点で約400件が寄せられ、そのうちの96%を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作は開発初期段階よりIndieDBにおいて、ベストゲームトップ100に三年連続で選出されるなど注目を集めていた。苛烈なゴアアクションが印象的な本作は、リリースを心待ちにしていたユーザーの期待に応えるかたちで好評を得ているようだ。またユーザーレビューのなかには、本作とデベロッパーMonolith Productionsが手がけたゴアFPSホラー作品『F.E.A.R』とを比較する声も確認できる。


『Trepang2』はPC(Steam/GOG.com)向けに発売中。また発売時期は未定ながら、PlayStation 5/Xbox Series X|S版の開発が進められている。なおSteamにおいては、デモ版もプレイ可能となっている。血なまぐさいガンフーアクションを体験してみたいひとは、ぜひ本作を手に取ってみてはいかがだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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