繰り返し潜るアクションRPG『フレデリカ』発表。『ルーンファクトリー』と世界観共有する、言葉をもたない戦士たちのダンジョン探索
マーベラスは6月21日、『FREDERICA(フレデリカ)』を発表した。本作はNintendo Switch版が9月28日、PC(Steam)版が10月4日発売予定。価格は税込5478円となっている。発表に合わせて、公式サイトなどが公開されている。
『FREDERICA』は、言葉をもたない7人の戦士たちが共同生活を送りながら大穴の最深部を目指す、アクションRPGである。本作の舞台は、かつて王様が人々から言葉を奪った王国。主人公は、そんな静かな世界で共同生活を送る、7人の戦士たちだ。ある時、姫の祈りの声が静かな世界の静寂を破って響き、7人は王がいるという大穴を探索することになる。なぜ王は言葉を奪ったのか。大穴での探索と、言葉にまつわる物語が描かれていく。
主人公である7人の戦士たちは、入る度に形が変わるダンジョンを探索していく。本作ではワンダラー/ウォーリアー/ローグ/アーチャー/ファーマー/ファイター/キャスターの7人に、それぞれ異なる武器やスキルが用意されている。ダンジョン内では、プレイヤーが彼らを操作し、スキルや通常攻撃を使ってモンスターやボスと戦闘を繰り広げる。要素としては、敵を倒すことでレベルアップが可能なほか、レベルが上がると上級職へのクラスチェンジも可能。ダンジョン内に設置された結晶によって操作キャラクターの変更が可能となっており、敵の弱点に応じてキャラクターを切り替えると、バトルを有利に進められるという。強化や交代といったシステムを駆使しながら、大穴の奥を目指して探索を進めていくのだ。
また本作では、7人の共同生活する拠点で、アイテムの生産が可能となっている。7人の戦士たちには、戦闘用の特徴以外に、副業が用意されている。ファーマーは畑仕事、キャスターは錬金、ファイターは料理といった具合だ。たとえば料理では、作成した料理をダンジョンへ持っていくと体力アップや経験値の獲得量アップといった効果が獲得可能とされている。また拠点の要素としては、武器の生産と強化が可能。武器の生産にあたっては、敵から設計図にあたる「面影」を入手し、拠点で面影を鑑定すると武器が作り出せるようだ。本作ではダンジョン内での素材の入手と、拠点での武器やアイテムの生産の繰り返しによって、7人の戦士たちが強くなっていくのだろう。なお同じくマーベラスから発売されている『ルーンファクトリー』シリーズの公式Twitterアカウントによると、本作は『ルーンファクトリー』シリーズと同じ世界の物語であるそうだ。
『FREDERICA』はNintendo Switch版が9月28日、PC(Steam)版が10月4日発売予定。通常価格は税込5478円となっている。またNintendo Switch向けにはパッケージ版も発売予定。パッケージ版には数量限定の先着購入特典として、サウンドドラマCDおよび特製ブックレットが付属する。