オープンワールド見下ろしアクションRPG『Hammerwatch II』Steamにて8月15日配信へ。最大4人協力プレイ対応、広大世界で魔物たちを打ち倒す
パブリッシャーのModus Gamesは6月20日、ドット絵アクションRPG『Hammerwatch II』を8月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。またPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにも年内の発売が予定されている。
『Hammerwatch II』は中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を冒険する、見下ろし型オープンワールドの2DアクションRPGだ。舞台となるHerian王国は、Roland王によって平和に統治されていた。しかしある日、邪悪なネクロマンサーBlightが率いる3体の竜と死霊の軍勢が王国を侵略、国全土に破壊をもたらす。一度は捕らえられたRoland王だったが、なんとか逃れることに成功しレジスタンスを組織。プレイヤーは王が選抜したヒーローのひとりとして、王国奪還のため冒険の旅に出る。前作『Hammerwatch』では、Hammer Islandに巣くう赤竜Worldfireを打ち倒すまでの物語が描かれた。今作のストーリーはその続きとなり、竜を倒し崩壊する城から脱出した直後から始まるようだ。
ゲームには5つのクラスが登場。Paladin/Ranger/Rogue/Wizard/Warlockからひとつを選んでキャラクターを作成する。レベルアップしスキルをアンロックしていくことで、キャラクターを強くしていくのだ。見た目のカスタマイズも可能だという。マップはHammer Islandのみだった前作から大きく拡張。王のかつての居城があるThe Fallowfieldsや、荒涼とした山岳地帯Blackbarrowなどが追加されている。広大な世界には多くのクエストが用意されており、町の人を助けることで報酬が手に入る。クラフト要素も存在し、収集した素材を組み合わせてポーションや料理など役立つアイテムを作成できるようだ。
また、本作は最大4人の協力プレイに対応。フレンド同士で遊ぶほか、サーバーリストから見知らぬ人とプレイすることも可能なようだ。Modサポートも掲げられており、エディターでオリジナルのステージを作成・公開するといった要素も用意されるとのこと。
本作を開発しているCrackshellはスウェーデン・ストックホルムに拠点を置くゲームスタジオ。2013年に前作『Hammerwatch』をリリース。1985年にリリースされた古典的アクションゲーム『ガントレット』の流れを汲む作品として、親しまれている。また同スタジオは2018年に、ローグライト要素を取り入れた関連作『Heroes of Hammerwatch』をリリースした。『Hammerwatch』および『Heroes of Hammerwatch』はSteamユーザーレビューでどちらも「非常に好評」ステータスを得るなど、高い評価を手にしている。レビュー内容では、敵の“弾幕”を避ける緊張感や、大量の敵をスキルで一掃する爽快感のバランスなどが好評の模様。協力プレイで楽しめる点も評価を受けている。前作から基本システムが継承されていると見られる『Hammerwatch II』でも、そういった長所を受け継いでいることが期待される。Crackshellが前作から10年の時を経てリリースする、人気シリーズの正式な続編に期待したい。
『Hammerwatch II』は8月15日、PC(Steam)向けに配信予定。体験版はSteamにて配信中だ。また、今年中にPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けにも販売予定とのこと。