『Apex Legends』来週アプデでシアとネメシス弱体化へ。シアの戦術はスキャン性能が下がり、スロー&アビリティ封印効果主体に

Respawn Entertainmentは6月16日、『Apex Legends』にて「キラーモード コレクションイベント」を日本時間6月21日に開催すると発表した。同日に予定されているアップデートのパッチノートも公開されている。

Respawn Entertainmentは6月16日、『Apex Legends』にて「キラーモード コレクションイベント」を6月20日より開催すると発表した。通例であれば日本時間6月21日の開催となる見込み。

「キラーモード コレクションイベント」では期間限定モード「危険武装」が復刻。出現する武器がショットガンとスナイパーライフルのみになるモードだ。また今回の実装ではピースキーパーとチャージライフルがクラフトでのみ入手できるという。従来の実装時とは違った戦略性が求められるかもしれない。

イベント仕様の装飾アイテムも登場。クリプトやホライゾン、マッドマギーのレジェンダリースキンを含む24種類が取り揃えられる。全種類を獲得すると、ホライゾンのスーパーレジェンド「Gravity Maw」を獲得可能。いわゆる“モーニングスター”状のメイスであり、棘のついた頭部の中心がブラックホールのようになっている点が特徴だ。


本イベントにおけるパッチノートも公開。アサルトライフルであるネメシスが弱体化されるほか、レジェンド調整ではシアが弱体化を受ける。詳細は以下のとおり。

■武器調整
クラフト武器

・R-99、ランページがクラフト武器に
・オルタネーター、センチネルが通常ドロップに
・脱出タワーの出現率が減少し、ヒートシールドと同等に
・モバイルリスポーンビーコンの出現率がわずかに上昇

ネメシス
・発射速度(Projectile Speed)が減少
・弾道落下(Projectile Gravity)が増大

EVA-8
・基本の発射レートが向上
・Lv1ショットガンボルト装着時の発射レートが向上
・そのほかのショットガンボルト装着時の発射レートは据え置き

■レジェンド調整
シア

・パッシブ:ハートシーカー
効果範囲が75mから50mに縮小
最初の心拍音(Initial Heartbeat)の遅延が大幅に減少

・戦術:フォーカス・オブ・アテンション
効果範囲が75mから60mに縮小
発射スピードが最大30%まで増加
回復・蘇生・リスポーンビーコン操作をキャンセルさせる効果を削除
スキャン時間が8秒から2.5秒に減少
 以前の全身のハイライト表示を含むスキャン効果に戻る
敵に2.5秒間のスロー効果を与えるように
敵のアビリティ封印効果の時間が1.75秒から10秒に増加
 シアとその仲間は、アビリティ封印中の敵をアウトラインのハイライト表示で視認できるように(ただし視界内に捉えている場合に限る)

・アルティメット:ショーケース
最大投射可能距離が50mから15mに縮小
敵の移動を示すダイヤマークのスキャンマーカーが削除
 通常時はゾーン内の敵の足跡だけを示すように
 敵が射撃をおこなった際に、その敵に1.25秒間従来のダイヤマークが表示されるように

【UPDATE 2023/6/16 14:31】
ショーケースの1.25秒間のダイヤマーク表示について記述を調整

ネメシスはシーズン16での実装以来「強すぎる」といった指摘がユーザーなどから投じられていた。ネメシスには精度の高さや最大チャージ状態での発射レートの高さなどの強みがあり、中遠距離で強力な性能を発揮する武器だ。今回は弾道の落下が大きくなるなどの調整を受けるかたちとなり、以前より中遠距離の敵に当てにくくなっていると見られる。またシアにも主に弱体化となる大幅な調整が実施。戦術アビリティの性能も大きく変化するようだ。

そのほか遊びやすさ(Quality of Life)に関する調整も多数実施。射撃練習場にて3人称視点への切り替え設定の正式実装などが含まれる。アップデートに関する詳細はこちらのパッチノート(英文)を確認されたい。

『Apex Legends』の「キラーモード コレクションイベント」は日本時間6月21日から開催される見込みだ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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