カプコンは6月13日、『エグゾプライマル』の第2回オープンベータテストを開催すると発表した。開催期間は6月16日午前9時から6月19日午前8時59分まで。
『エグゾプライマル』は、2040年の世界を舞台にするチーム対戦型マッシヴアクションゲームだ。本作の世界では、突如出現する恐竜の群れによって街や人々が襲撃される事象「恐竜災害」が世界各地で発生し、人類は危機に瀕していた。そうしたなか、アイビウス社が開発した新世代AI「リヴァイアサン」により、恐竜災害が起きる場所を特定する「恐竜予報」が可能となり、さらに恐竜に対抗するための最新鋭パワードスーツ「エグゾスーツ」が開発された。
本作に向けては3月17日から3月20日にかけてオープンベータテスト(OBT)が実施されていた。今回、第2回OBTが6月16日午前9時から6月19日午前8時59分まで開催されることが発表された。本作では第1回OBTのフィードバックを受けた開発が進められていると伝えられていた。
第2回OBTでは序盤のストーリーの体験やストーリーと連動したミッション、10人協力ミッションの追加、そしてフィードバックを踏まえた調整がおこなわれているとのことだ。また第2回OBTに参加してアンケートに答えると、製品版で使用できる特典「エグゾスーツスキン:フラッシュ(ゼファー)」のダウンロードコードを入手できる。
なお第2回OBTには「ファイナルミッション優先設定」の導入は“間に合わなかった”とのこと。同設定は製品版に実装予定の「PvE/PvP要素をプレイヤーが取捨選択できる」マッチメイキング設定だ。本作のメインモードとなるディノサバイバルは、提示されたPvEミッションをチームでこなしてクリアの速さを競う前半戦と、後半戦(ファイナルミッション)に分かれている。ファイナルミッション優先設定では、ファイナルミッションをPvP、PvE、ランダムの3つから選択可能になるという。
ファイナルミッション優先設定でPvEを選んだプレイヤーはファイナルミッションにおいて、敵プレイヤーが操作するエグゾスーツとの直接的な戦闘が発生せず、ミッションのクリアタイムで相手チームと競い合う内容になるとされている。こちらの設定は第2回OBTには準備が間に合わなかったものの、製品版では初日から利用できるそうだ。
そのほか今回の発表では、新たな映像も披露されている。ストーリーの詳細やゲームサイクルのほか、強敵「ネオ・ティラノサウルス」などの要素も紹介された。また製品版に実装予定の要素も紹介。デフォルトのエグゾスーツとは異なる性質の武器を有するバリアントスーツについても続報が伝えられた。バリアントスーツのひとつである「デッドアイα:バーストファイア」では、ショットガンと5点バーストのライフルを切り替えることができるそうだ。予測不能なさまざまな状況に応じて、デフォルトスーツとバリアントスーツを使い分けて戦うことも重要になるようだ。
さらに発売後のタイトルアップデートの予定も発表。タイトルアップデート第1弾は発売から約1か月後に配信予定とされ、バリアントスーツ10体が追加予定。その後は、約3か月で切り替わるシーズンごとに、タイトルアップデートを計画中とのことだ。また2023年秋にはカプコンタイトルコラボ第1弾となる『ストリートファイター6』とのコラボコンテンツが配信予定であることも明かされている。
本作に向けては、日本時間6月14日2時から配信予定のデジタルイベント「Xbox Games Showcase Extended Livestream 2023」にて、さらなる映像が公開予定とのこと。気になる人はチェックしておくといいだろう。バリアントスーツの続報や、タイトルアップデートに関する情報も今後の発表で明かされていくとのことだ。
『エグゾプライマル』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに7月14日発売予定だ。発売初日からPC/Xbox Game Pass向けにも提供される。