オープンワールド南国生活ゲーム『Critter Cove』正式発表。島々を冒険して町の住人集め、交流しながらのんびり暮らし

 

パブリッシャーのtinyBuildは6月12日、『Critter Cove』を正式発表した。2023年第4四半期にPC(Steam)向けに早期アクセス配信開始予定。また、その後PlayStation/Xboxといったコンソール版もリリース予定だ。Steamストアページによれば。日本語表示にも対応予定だ。

『Critter Cove』は、自然あふれる島々を有する南国を舞台とした、オープンワールドライフシム。プレイヤーは閑散とした町に活気を取り戻すべく、島々や海をめぐり個性的な住人や資源を集め、町を発展させていく。舞台となる南国の海底には、謎の遺跡や財宝が眠っており、ダイビングの道具で海に潜り、自然あふれるこの一帯の秘密を解き明かす。



本作でプレイヤーは町を発展させていくために、町に放置されたガラクタや流木を回収してクラフトしていく。開拓を助ける道具から、島々をめぐるための船、町に建てる建築物までさまざまなものをクラフトできるようだ。トレイラーでは、バスタブを船体にした小型船で自由に航海している姿を確認できた。本作ならではのユニークなクラフトはほかにも存在するかもしれない。


また、本作に登場する住人は、擬人化された動物やドラゴン、ロボットといった独特なキャラクターとなっている模様。船で島に住む住人を町へスカウトし、個性に合った仕事を見繕い、独自のコミュニティを形成していくことができるという。また住人はみな個性的でひと癖もふた癖もあり、彼らからクエストやクラフト依頼を請け負うこともあるとのこと。住人との交友を楽しめる点も持ち味となりそうだ。


本作を手がけるのは、アメリカ・ラスベガスに拠点を置くデベロッパー、Gentleman Rat。公式Twitterアカウントによれば、本作は同スタジオが長年取り掛かっているプロジェクトだそうで、海をめぐった『どうぶつの森』を作りたいとのコンセプトをもとに、2017年ごろから制作をおこなっている模様。その後さまざまな要素の追加や、グラフィックのブラッシュアップなどがおこなわれ、ついに本作は正式発表に至ったかたちだ。

本作はまずは早期アクセスとして配信予定。2024年内には正式リリースとなる見込みながら、フィードバックを受けながら完成系を柔軟に検討していくため具体的な日程は未定だそうだ。なお早期アクセス配信開始時点で、本稿やSteamストアページ上に説明されている要素はすべて実装される予定だという。のんびり遊べそうなオープンワールド南国ライフシムの登場を楽しみにしておこう。

『Critter Cove』はPC(Steam)向けに2023年第4四半期に、早期アクセス配信開始予定。2024年内には、PlayStation/Xbox向けリリースも予定されている。