パブリッシャーのErabit Studiosは6月8日、『20 Minutes Till Dawn』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC（Steam）/iOS/Android。なお本作は日本語表示にも対応している。
『20 Minutes Till Dawn』は見下ろし型のローグライクシューターゲームだ。プレイヤーはさまざまな特徴を持つキャラクターと任意の銃火器を選んで、ステージに挑む。大量に押し寄せてくる敵を打ち倒しながら、20分間生き延びることを目指すのだ。敵を倒すと、経験値を獲得してレベルアップすることが可能。武器のリロード速度や同時発射数を向上させるなど、レベルアップごとに多様なアップグレードを取捨選択して、最強ビルドを目指していく。
本作のゲームプレイでは、カーソルを敵に合わせて銃を撃ち込んでいく。ビルドが十分に揃っていない序盤では、的確な操作が要求されるのだ。また、永久的なパッシブ効果などを得られる「ルーン」がゲーム内通貨で購入可能。ゲームプレイを重ねれば、さらなるカスタマイズが可能となる。くわえて本作には10分間生き残ることを目指すクイックプレイモードや、制限時間のないエンドレスモードが用意されている。
本作は2022年6月にSteamで早期アクセス配信が開始された。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは、1万9512件のうち92％が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。一方で「直接照準し射撃する」ゲームプレイや、豊富なキャラや武器の存在がユーザーに好評。定価580円という手ごろな値段設定も人気の理由の一つだろう。
本作を手がけるのは、個人開発者のflanne氏だ。同氏は2022年5月に、本作の開発中バージョン『10 Minutes Till Dawn』をSteam向けに無料で配信していた。現在は提供されていないが、当時には約3400人の最大同時接続プレイヤー数を記録（SteamDB）。本作は以前より多くのプレイヤーから注目を集めている作品というわけだ。そして今回ようやく、本作の正式リリースされたかたちとなる。
そして正式リリースにともない、本作に登場するすべての武器に進化要素が追加された。プレイ中に武器のレベルが20に達すると、提示される3つの中から進化先を選択することができるようだ。また、回転攻撃ができるサイクロンソードや敵を追尾するサルボナイフなど、新たな武器も追加された。ほか、キーバインドの変更オプション追加やバランス調整などがおこなわれた。詳細は本作Steam公式ニュースより確認可能だ。
『20 Minutes Till Dawn』はPC（Steam）/iOS/Android向けに発売中だ。なお本作の正式リリースを記念し、Steamでは6月16日までセールを実施中。定価580円のところ20％オフの464円で購入可能だ。
