鳥山明漫画原作アクションRPG『SAND LAND』発表。悪魔の王子が、ジジイふたりとカスタム戦車で荒野を駆ける

 

バンダイナムコは6月9日、『SAND LAND(サンドランド)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox Series X|Sで、発売時期は未定。

『SAND LAND』は、「ドラゴンボール」などで知られる鳥山明氏の漫画を原作とするゲームだ。原作漫画「SAND LAND」は、全1巻の集中連載として展開された。物語の舞台となるのは、人類の所業と天変地異によってほとんどが砂漠と化した世界。その砂漠を治める国王は、水を独占し民への供給を渋っていた。そんな世界にて、悪魔の王を父にもつ王子ベルゼブブは、魔物のシーフ・人間で保安官のラオとともに新たな水源「幻の泉」を求めて荒野を駆け抜けていく。本作は今年8月から映画版も公開予定となっている。

今回発表された『SAND LAND』は、そんな原作漫画のゲーム化となる。公開されたトレイラーでは、原作お馴染みの3人のキャラクターたちが鳥山明氏の絵柄を再現したグラフィックで登場。トゥーンシェーディングによって、荒野の世界とともに活き活きと描かれている。本作はジャンルとしてはアクションRPGとなるとのこと。映像からはさまざまな乗り物やロボ、そして大量のミサイルなども利用できるアクションゲームとなる様子がわかる。また、ベルゼブブを操作することも可能なようだ。


ほかには、戦車をはじめとしたさまざまな乗り物を開発可能。幅広いパーツを組み合わせて好きな車両を作れるという。そして広大な砂漠で出会った人々の助けを借りて、栄えている町に前線基地を構築していくといった要素もあるとのこと。

なお、本作の開発を手がけるのは、国内開発元のイルカ(ILCA)だ。元ナムコ・元キャビアの岩﨑拓矢氏が立ち上げたスタジオである。同スタジオは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のグラフィックや、『ONE PIECE ODYSSEY』の開発全般などを手がけている。本作でも、そうした作品作りの手腕が活かされそうだ。

SAND LAND(サンドランド)』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中だ。