『崩壊:スターレイル』大型アプデVer.1.1でいろいろ調整実施。Lv50以上の敵の効果抵抗調整でデバフがかかりやすく、敵追跡機能も追加

 

HoYoverseは6月7日、『崩壊:スターレイル』にてVer.1.1「銀河漫遊」を配信開始した。同アップデートでは、新キャラクターや新マップといった新コンテンツが登場。Lv.50以上の敵の効果抵抗の上昇幅減少や、戦闘画面でのステータス表示改善といった多数の調整も実施されているようだ。

『崩壊:スターレイル』はHoYoverseブランドより基本プレイ無料で展開中の、スペースファンタジーRPGである。本作の舞台は、星神と呼ばれる神や、災厄の源「星核」などが存在する広大な宇宙。主人公は、ある時星核を埋め込まれ、記憶を失った人物だ。謎の組織「星核ハンター」のメンバーに星核を埋め込まれた主人公は、宇宙ステーション「ヘルタ」での騒動中に銀河を巡る星穹列車の一行と遭遇。自身も列車へ乗り込み、銀河を巡る旅へと出発することになる。システム面では、タイムライン式のターン制戦闘が採用。プレイヤーは、キャラクターのターン毎に必殺技や戦闘スキルなどから行動を選び、敵と戦闘を繰り広げていく。そのほかゲームの要素としては、いわゆるガチャ相当のシステムやローグライト風の「模擬宇宙」、細かなテキストなども特徴だろう。


そんな本作において、本日6月7日には初のアップデートとなるVer.1.1「銀河漫遊」が配信された。具体的な新コンテンツとしては、新マップとして歴史文化博物館が登場。新プレイアブルキャラクターとして銀狼や羅刹、御空の3名が入手可能になるほか、同行クエストや新イベントなども用意されている。

またアップデートVer.1.1では、多数の調整も実施されている。中でもバトルでは、Lv50以上の敵の効果抵抗が減少した。本作における効果抵抗とは、数値が高いほどデバフを防げるという、キャラクターのステータスだ。パッチノートによるとVer.1.0では、敵の効果抵抗がレベルアップによって比較的大幅に上昇していたのだという。アップデート後、Lv50以上の敵はレベルアップによる効果抵抗の上昇幅が全体的に低下。そうした調整によって、味方キャラクターの使用するデバフが、かかりやすくなっているそうだ。詳細な数値は明らかにされていないものの、デバフを主体としたキャラクターの使用感が変化しているのだろう。


戦闘関連では、戦闘実況画面(戦闘中に確認できるステータス確認画面)内のステータス表示が改善され、シールド量やEPなどが直感的に確認可能。全耐性アップ/ダウン、会心率アップ/ダウン、会心ダメージアップ/ダウンなど、一部効果のアイコンも変更されている。

そのほか調整や改善としては、「敵追跡」機能が追加。入手したい素材を選択することでドロップ経路を確認可能で、対応する敵を選択すると敵のいる場所についてのナビゲーションがおこなわれるという。システム面では、キャラクター詳細画面への「情報」タブの追加や、フレンドチャット機能の実装、デイリー訓練の報酬受取機能の改善なども実施。多数の不具合修正などもおこなわれている。詳細については、公式のバージョンアップ概要を確認してほしい。

崩壊:スターレイル』は、PC/iOS/Android向けに配信中だ。