カプコンは6月5日、『ストリートファイター6』のプレイヤー数が100万人を突破したと発表した。本作は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに6月2日に発売。それからわずか3日にて大台に達した。
また、『ストリートファイター』シリーズ累計で5000万本を突破したことも明らかにされた。カプコン公式サイトの「シリーズソフト販売本数」ページを確認すると、本稿執筆時点で同シリーズは4900万本と記載されているため、今回発表された“プレイヤー数100万人”とは、売り上げ100万本を指しているものと思われる。
『ストリートファイター6』は、対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの最新作だ。現時点で計18体のキャラクターが参戦し、メインとなるファイティンググランド、『ストリートファイター』の世界を舞台にするシングルプレイストーリーモードのワールドツアー、そしてオンライン対戦などほかのプレイヤーとの交流を楽しめるバトルハブといったゲームモードを楽しめる。また、従来の操作方法に加えて、必殺技ボタンやアシストボタンが設定されたモダンタイプや、攻撃ボタンを押すだけで距離や状況に応じてキャラクターが適した動作を自動的におこなうダイナミックタイプが導入された点も特徴だ。
本作は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに6月2日に発売され、Steam版の同時接続プレイヤー数のピークはこれまでに7万人を突破。前作『ストリートファイターV』の記録を大きく上回り、また対戦格闘ゲーム全体で見ても、基本プレイ無料タイトルを除けばトップの数字となっている(関連記事)。本作のレビュー評価も高く、そうした人気がローンチからわずか3日でのプレイヤー数100万人突破に繋がったのだろう。
ちなみに『ストリートファイター』シリーズの近作では、『スーパーストリートファイターIV』は発売から2日で100万本を出荷したことが発表。『ストリートファイターV』については、発売から約1か月半後に公式サイトのミリオンセールスタイトル一覧に掲載され、その時点で140万本を売り上げていることが公表された(アーカイブ)。単純には比較できないが、『ストリートファイター6』はこれらシリーズの過去作に劣らぬ勢いで売れているようだ。
『ストリートファイター6』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。なお、今回の プレイヤー数100万人突破を記念して、本作のゲーム内には“お祝いプレゼント”が用意されているとのことである。