『ホグワーツ・レガシー』最新アプデでパフォーマンスがいろいろ向上。地形読み込みや“微細カクつき”が改善される
WB Gamesは6月3日、『ホグワーツ・レガシー』最新アップデートを全対応プラットフォーム向けに配信開始した。今回のビルドバージョンは1145908/1145881となる。
『ホグワーツ・レガシー』は人気小説・映画「ハリー・ポッター」シリーズを題材としたゲームだ。開発を担当したのは、WB Games傘下スタジオAvalanche Software。プレイヤーは5年生として、ホグワーツ魔法魔術学校に入学。授業や探索に励みつつ、世界をめぐる大きなしがらみに巻き込まれていく。ゲームとしてはオープンワールドとなっている。学校および学校周辺のエリアを冒険し、誰かの悩みを解決したりしながら、戦いなどを介して成長するのだ。
今回のアップデートは、本作が展開されているPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S、すべてのプラットフォーム向けに配信されている。アップデート内容としては、ゲームプレイ体験の改善や動作安定性の強化が主となっている。
まず、全プラットフォーム向けにゲームプレイや描画などの不具合が多数修正されている。カットシーン中にプレイヤーキャラが使う杖が、NPCがもつ杖に差し替わってしまう問題や、メインクエストのひとつ「パーシバルラッカムの試練」が進行不能になる不具合が修正されている。
そして、パフォーマンス面の改善も多岐にわたる。各プラットフォームでメモリー使用が最適化されているほか、ホグワーツでの地形の読み込みに関する問題が改善。PC/PS5/Xbox Series X|S版については、1フレーム単位の“カクつき”が生じていたのが改善されているという。ほか、PC版ではメモリーリークの発生などが解消されているそうだ。これら以外にも、各プラットフォームにあわせた調整が多数実施されている。
そのほか今回のアップデートには、多岐にわたる不具合や調整が盛り込まれている。詳細はパッチノート(英語)を参照してほしい。なお、本作向けには以前「蜘蛛恐怖症者向け設定の追加」といったアップデートが実施されている(関連記事)。今回のアップデートでは、機種それぞれの状況に応じた修正や改善が盛り込まれていた。すでに好評と人気を博した本作ながら、こまやかなサポートによる遊びやすさ向上が実施されているのも魅力だろう。
『ホグワーツ・レガシー』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。