ダーク三國死にゲー『Wo Long(ウォーロン)』DLC第1弾6月29日配信へ。“魏”の新シナリオ・新武器種など盛りだくさんの内容に
コーエーテクモゲームスは5月26日、『Wo Long: Fallen Dynasty』(以下、Wo Long)向け追加ダウンロードコンテンツ第1弾を6月29日に配信すると発表した。新シナリオ「中原の争覇」など、盛りだくさんの追加内容となっているそうだ。
『Wo Long』はコーエーテクモゲームス(以下、コーエー)より発売されたダーク三國アクションRPG。開発はTeam NINJAが担当している。舞台は後漢末期の中国。プレイヤーは中国武術をコンセプトとした攻撃を振るいながら、三国志に名だたる英雄と出会い、群雄の動乱に巻き込まれていく。本作はリトライを繰り返して攻略を進展させる“死にゲー”として作られた。なお先月には、本作の全世界出荷本数(パッケージ出荷およびダウンロード販売本数の合計)が100万本を突破したことが伝えられている(関連記事)。
本作に向けてはシーズンパスが発売されており、2023年6月から12月にかけて配信予定の3つのDLCが収録される。そしてこのたびDLC第1弾が6月29日に配信されることが発表された。第1弾では新シナリオ「中原の争覇」が実装されるほか、新たなステージや難易度、武器種や敵などさまざまな内容が収録されるとのこと。
本DLCでは「中原」が舞台ということで、三国志における魏がテーマになるのだろう。発表されたキービジュアルには、3人の人物の姿が見られる。過去のコーエー作品でのキャラクターデザインを踏まえると、曹操や許褚といった魏の武将たちかもしれない。
なお5月26日にはアップデートVer1.08も配信開始。新たな副戦場として、複数のボスとの連戦をおこなう高難易度ミッション「龍の猛襲」が追加。またオンラインプレイ周りの改善として、「求賢に応じる」「侵攻」「共闘」で検索結果を表示する際に戦場の推奨LVが表示されるように。「共闘」では戦場をクリア後、「戦場を選択する」を選んだ際に鍛冶屋を利用できるようになった。そのほか鍛冶屋の「象嵌」メニューにて武技の入れ替え機能が追加されるなど、さまざまな機能追加・不具合修正がほどこされている。
またPC版は各種超解像技術に対応。対応するグラフィックボードを搭載したPCでは、グラフィック設定にてAMDのFSR2、IntelのXeSS、NVIDIAのDLSSを選択して利用できるようになった。超解像技術とは、低解像度でゲーム画面をレンダリングし、独自アルゴリズムによってアップスケールすることで、GPUの負荷を抑えながら高画質を得られるとされる機能。本作に向けてはPC版ユーザーから最適化不足が課題点として報告されている。今回対応した超解像技術を設定することで、動作の安定性に一定の向上が期待できるだろう。
ほか、今回のアップデートでは武器種や武器などのバランス調整も実施されている。詳しくはこちらの公式パッチノートを確認されたい。
なお本作に向けてはシーズンパス収録DLCとして第2弾「江東の小覇王」が9月に、第3弾「荊州の風雲」が12月に配信予定。それぞれ呉、蜀をテーマにしたDLCと見られ、こちらでもそれぞれの武将が登場する新たな物語が展開されるのだろう。まもなく発売から3か月を迎える『Wo Long』。今後の展開にも注目していきたい。
『Wo Long: Fallen Dynasty』はPC(Steam/Microsoft Store)/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。